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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第474号 2017年5月5日発行)by AVCC

個人と社会の「レジリエンス」を高める
~日常があったから、非日常を乗りきれた、次は君たちの番だよ~

久保田了司
一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事長
霞が関ナレッジスクエア(KK2)代表

 KK2では今年度事業の柱の一つに、個人と社会の「レジリエンス」を高める、を掲げています。この言葉は昨今よく耳にしますが、KK2では数年前より「変化を受けとめ、しなやかに対応する力」と表し、日本人や日本社会が災禍等に対し「回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」をもっと高める必要性を訴えてきました。
 3.11東日本大震災で被災された方々の「災禍に耐える姿」は、皆さまも記憶に残っておられると思いますが、私が高台の古い公民館で承った「日常があったから、非日常を乗りきれた、次は君たちの番だよ」というお話しが鮮烈に心に刻まれています。少し補足すると、「遠く都会からありがとう。私達は未曾有の災禍という非日常を体験しましたが、田舎には日常的に人と人の絆があり、助け合って乗り切ってきました。都会では隣に住む人との会話も乏しいそうですが、次は君たちの番だよ。皆さん本当に大丈夫ですか?」と、逆に都会の「レジリエンス」を心配しておられたのです。

「デジタル公民館まっさき」活動のひとコマ  臨済宗妙心寺派 開眼寺 柴田文啓 住職
「デジタル公民館まっさき」活動のひとコマ  臨済宗妙心寺派 開眼寺 柴田文啓 住職

 以来KK2では、『災強!霞が関防災キャンプ』や『デジタル公民館まっさき』といったプログラムを企画し継続してまいりました。今後30年以内に70%の確率で発生すると言われる首都直下地震に備え、耐震や防災システムといったハードウェアだけでなく、人と人の絆と地域の再生というソフトウェアの整備が不可欠です。
 レジリエンスに関連して、今月26日に、KK2では柴田文啓住職をお招きし、交流プログラム2017『仏教の教えを仕事と人生に活かす』を開催します。会場での参加は、AVCC賛助会・KK2協賛メンバーの方に限られますが、Web会員の方は無料でライブ配信にご参加いただけます。仏教の教えを学び自分自身と向き合い、これからの仕事や生き方についてみなさんと共有し交流する場にできればと思っております。是非ご参加ください。

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