メッセージの音声版をYouTubeで公開中

メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第836号 2024年5月3日発行)byAVCC

無料で学べるKK2Webサイトの動画掲載本数 1,990

どうする?これからの日本と日本人

久保田了司
一般財団法人AVCC 理事長
霞が関ナレッジスクエア(KK2)代表

 令和6年GWのメッセージとして水芭蕉が自生する光景をお届けします。静寂の中せせらぎの音だけが聴こえとても清々しく、朝食前にひと汗かいたご褒美と感謝しスマホに納めた一枚です。


八ヶ岳美し森の水芭蕉(4月28日撮影)

 GWに入り、対ドル160円と1990年4月以来の円安の後、円高に転じ155円台と乱高下、清々しさとは裏腹のドル円相場が続きます。衆院3補選では、[東京15区:40.70%][島根1区:54.62%][長崎3区:35.45%]といずれも過去最低を大幅に下回る投票率となり、与野党の勝敗よりも遥かに衝撃でした。国民に分かり易く伝えない政治と政治に愛想をつかしてしまった国民との間の「ディスコミュニケーション」状態に鬱陶しさを禁じ得ません。

 さて、6月28日(金)15:00~恒例のAVCC&KK2事業説明会を開催します。本メッセージを読んでいただいている皆さまにはライブ配信で、AVCC賛助会KK2事業協賛メンバー等の皆さまにはKK2会場で、ご参加いただけますと幸いです(参加費無料)。令和6年度は、前鳥取県知事、元総務大臣 片山善博さんに『どうする?これからの日本と日本人』と題しご講演いただきます。ポイントは、(1)被災地に限らず日本の「地方」はどうなっていくのか? (2)レジリエントな地域を育むために「民間」はどうしたらいいのか? (3)超高齢社会×デジタル社会=どうする? を予定しています。また片山善博さんは平成22(2010)年6月、「ミッションを見失わず~自分のキャリアを振り返って~」と題してご講演いただき、「自ら考える力」「読書と読解力」「議論する力と説得する力」といった日本人に必要な「学び」と、「官」の現状と社会はどう変わるべきか?といった視点のお話しをいただきました。令和の今日にもそのまま当てはまる大変示唆に富んだお話です。アーカイブ映像もご覧いただければ幸いです。

 このお話しの翌年、3.11東日本大震災発災と原発事故が勃発しました。その後異常気象による自然災害が頻発、COVID-19パンデミックではグローバル社会の分断と続き、Society 5.0では「誰も置き去りにしないデジタル社会」を唱えていますが、様々な格差が拡大し、本来変化にしなやかに対応するべき日本人や日本社会は、歩みを止め課題先送りが続いています。「どうする?これからの日本と日本人」について、皆さまと共に考え、共に学ぶ機会になればと期待しております。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

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■発行元:一般財団法人AVCC霞が関ナレッジスクエア事務局
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