デジタル公民館まっさき

 「デジタル公民館まっさき」活動は、2011年3.11東日本大震災発災以降被災地での復興支援ボランティアとして活動、継続してコミュニティ再生支援事業として文部科学省(復興庁)の委託を受け活動、集中復興期間終了後の2016年からは、身の丈に合った共に考え共に学ぶ社会教育交流活動「デジタル公民館まっさき活動」を続けてまいりました。

【2022年度の活動計画】
 東日本大震災が発災した2011年より現地を訪問し活動を続けてきましたが、COVID-19 パンデミック以降、地域の方によるWebサイト「デジタル公民館まっさき」での情報発信の支援を行っています。2022年度も引き続き、サーバ環境の提供、大船渡市末崎地区公民館発行「館報まっさき」の公開等Webサイトの運営を支援します。

活動の沿革

 3.11以降のKK2有料プログラム参加費より1人ワンコイン(@500円)を義援金とし、身の丈に合った持続可能な復興支援活動を開始しました
文部科学省(復興庁)より、2011年度「仮設住宅コミュニティを支える情報ボランティア育成プラットフォームの整備」事業に採択され、ICTの活用による災害支援からコミュニティ再生支援を行いました。
都心(霞が関等)と被災地の公民館を結ぶ連携事業として "故郷創世学習コンソーシアム"を組織。インターネット環境が脆弱な現地とKK2を通信衛星で繋ぎ、遠隔セミナーを実施しました。
2012/2013/2014/2015年度「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」として委託され、集中復興期間終了後は、AVCC/KK2の自主事業として継続し、都会から出向いたよそ者が地域住民の方々をまきこみ進めてきました。
 気仙では、大船渡市の末崎地区公民館(ふるさとセンター)、居場所ハウス、陸前高田市の一般社団法人長洞元気村等をハブとした、住民主体の自律したコミュニティ活動が再興され営まれていますが、大船渡市末崎町の場合では、東日本大震災発災時約 4,500 人だった人口は 7年後には3,700 人に減り、75 歳以上の人口が約 1,000 人と高齢化が加速しています。
 なお、活動が始まって以来AVCC/KK2が提供してきた、ふるさとセンターのネットワーク環境(光回線、WiFi 環境、Web サーバ、メールサーバ、TV会議)経費は、H29年度より公民館事業費として予算化されましたので、KK2 はネットワーク環境の維持運営をサポートします。
これまでの活動の様子は、下記をご覧ください。
2019年度は、「デジタル公民館けせん」として従来の大船渡市末崎町に陸前高田市広田町及び小友町を活動拠点に加え、ITデバイド解消により「けせんの魅力を世界へ」発信するステージへ移す取り組みを行う事とし、岩手県の「令和元年度被災者の参画による心の復興事業」に採択されました。