デジタル活用力チェック (DKC Ver.2.0)






「デジタル社会」の実現には、すべての国民の「デジタル活用力」向上が不可欠です!「デジタル活用力」は、デジタル社会版「社会人基礎力」ともいえるもので、まずデジタル活用力チェック(DKC Ver.2.0)が受けられることが、「デジタル活用力」の入り口レベルと考えています。従って、手助けを要する高齢者、生活弱者、障害のある方等には、行政やデジタル活用力ボランティア(DKV)によるface to faceな活動を通じて、デジタル社会に参加できる条件整備と、「デジタル活用力」を具備する支援を実施することが喫緊の課題と考えています。

誰一人残さない、ひとにやさしいデジタル社会では、国民全員のデジタル活用力向上が必要です。子供たちのデジタル活用力はGIGAスクール構想に委ねるとし、これから社会に出る学生から現在社会で活躍している人やシニア、所謂社会人は、地域毎や組織毎に、デジタル活用力を学び合う活動に期待が集まります。DKC Ver.2.0を多くの方々にご利用いただき、デジタル活用力向上のきっかけにしていただければ幸いです。


デジタル活用力チェック(DKC Ver.2.0)について
2021年8月、デジタル活用力チェック(DKC Ver.1.0)を公開したところ、アンケートで多くのご指摘ご意見をお寄せいただきました。厚く御礼申し上げますと共に「ダブルバーレル質問になっている。」といったご指摘を踏まえて、改訂版デジタル活用力チェック(DKC Ver.2.0)を新たに公開しました。

測るカテゴリーは、A.デジタル社会の基礎的知見、B.コンピュータ活用力、C.インターネット活用力(基礎)、D.インターネット活用力(応用)、E.デジタル社会のリスク、F.デジタル社会進展に必要な知見、の6カテゴリーとし、44問の設問を用意しました。

回答選択肢は、[1.できない、2.あまり上手くできない、3.ある程度できる、4.できる、5.他者をサポートできる] または、[1.理解していない、2.あまり理解していない、3.ある程度理解している、4.理解している、5.他者に説明できる]の中から1つチェックいただきます。

このDKC Ver.2.0では、ご自身のデジタル活用力の不十分な項目を明らかにし、全員の平均スコアから相対的な自分の活用力レベルを知ります。またデジタル活用力を十分に備えた人には、不十分な人を支援するTAボランティアを目指す知見スキルの向上を促します。

今後DKCは、不十分な項目を補う学習教材情報を各人毎に提示する機能を実装します。また特定組織・地域毎にデジタル活用力を測定できる機能を追加します。またTAボランティアとしての知見スキルを測るDSC(デジタルしごと力チェック)を追加します。デジタル活用力が不十分な人とTAボランティアの学び合い場をマッチングする仕組みを検討など、バージョンアップを予定しています。


◆デジタル活用力チェック(DKC)項目のご紹介
A. デジタル社会の基礎的知見 アナログとデジタル/コンピュータの仕組み/インターネットの仕組み/マイナンバー制度/クラウドサービスの仕組み
B. コンピュータ活用力 パソコンキーボードの文字入力/スマートフォンの文字入力/MS officeの利用 /アプリのインストール/印刷/インターネット接続/デジタル制作
C. インターネット活用力(基礎) 電子メール/検索ツールで知らないことを調べる/QRコードを読み取る/オンライン予約・決済/WEB会議参加/行政情報の取得/タッチ決済
D. インターネット活用力(応用) クラウドサービス活用/SNS活用/プログラミング/オンラインイベント/情報発信/行政手続/災害時の活用/サービス課金
E. デジタル社会のリスク デジタル通貨の利用/ネット情報の信憑性/不正ログインの脅威/ネットバンキングの脅威/改正個人情報保護法による個人情報の取り扱い/著作権法順守
F. デジタル社会進展に必要な知見 DX(digital trasformation)/AI(Artificial Intelligence)/IoT(Internet of Things)/5G(5th Generation)/ブロックチェーン/AR・VR(拡張現実・仮想現実)/スマートシティ




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