総人口の1/4をこえる65歳以上の方々は、今後20年の「セカンドキャリア・ライフ」をどうプランすると幸せですか? 幸せだと思いますか?
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伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
明治学院大学 学長特別補佐(戦略担当)
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生涯活躍を促進するということで、第412号でご紹介しました通り、内閣府では日本版CCRCというコンセプトで地方創生の一環として37以上の自治体で取り組んでいます。
高齢者は、65歳以上の雇用者数で平成14年 153万人→平成26年 320万人、新規求職申込件数平成2年 84,204件→ 平成26年 431,023件(就職件数:H2年 9,011件(10.7%)→H26年 74,746件(17.3%))と増えています。平成27年時点では60~64歳の雇用者は438万人、65歳以上の雇用者は458万人となっており、65歳以上が60~64歳を初めて上回りました。
グラフ:雇用者数の推移(全産業)(出典:内閣府、平成28年版高齢社会白書)
そこで、高齢者の雇用を推進するために、雇用保険を適用するよう、以下の改正が行われ、平成29年1月から施行になります。
- 65歳以降に雇用された者についても、雇用保険を適用し、離職して求職活動する場合には、その都度、高年齢求職者給付金を支給(支給要件・内容は現行のものと同様。年金と併給可。)
- さらに、介護休業給付、教育訓練給付等についても、新たに65歳以上の者も対象とする
この65歳以上の教育訓練給付金制度施行に向けて、65歳以上の皆さま、教育訓練機関の皆さま、どういった内容を学ばれ、この機会をどう活用されますか。
KK2では、アクティブ・シニアを応援する「エキスパート・スタジオ」に9名ご登場いただきましたが、今回10人目のエキスパートとして、高齢者の間で高まっている起業を実践されてきた6次産業の経営者、石垣一子さんにご登場いただきます。ご参加頂きセカンドキャリア・ライフをお考え下さい。
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