KK2  weekly【メッセージfromKK2】 (第407号 2016年1月15日発行) by AVCC

霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2

地方創生の事例を整理、絆を広げる「地方創生カレッジ」への期待と共に、
2016年のKK2の実践

伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
明治学院大学 学長特別補佐(戦略担当)

伊藤健二さん
 明けましておめでとうございます。皆さまにとって良い年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
 さて、「地方創生カレッジ」を安倍総理が、昨年12月18日の地方創生会議の中で言及されました。地方版総合戦略もでき、シティマネージャー等の人も派遣され、地方創生プロジェクトの実践が進んでいることと思います。
 各自治体では、どんな人とどんな活動が行われ、地方創生としての成果が出されているでしょうか。地方創生の上乗せ版が300億円各自治体に10月末に交付決定され、1月以降に加速化交付金も1000億円交付されることになっています。特に、「加速化交付金」では、「人的支援」を軸にした施策です。
 地方創生としての成果の共有においては、インバウンドをはじめとする観光、6次産業、CCRC(Continuing Care Retirement Community)、防災を含めたレジリエンス、といったテーマとも関連した整理も必要でしょう。
 これまで実践されてきた「叡智」とつながる「絆」を整理しつつ、今後の加速のために関係者を育成していく、というミッションが「地方創生カレッジ」のようです。
 既存の実践者の叡智と共に絆も大事にしつつ、新たな地方創生実践者をうまく増やし、各地において「効果」的な実践が行われていくことを期待しています。
 KK2も、産学連携での「イノベーションプログラム(12月15日開催)」、「人と人の絆と地域の再生」等を主催しつつ、小泉進次郎内閣府大臣政務官が「やねだん」豊重哲郎館長とKK2で意見交換もされました。そして、1月30日には、第38回、第39回エキスパート・スタジオ「地方創生の“good practice”」を開催しますので、ぜひご参加ください。
 2016年は、皆さんで、地方創生の人材育成、確保、活躍が大いに飛躍していく年にしましょう。