KK²　 weekly【メッセージfromKK²】 （第416号　2016年3月18日発行） by AVCC

　企業風土と人材　－ ANAグループのケース －

伊庭野基明
グローバルキャリアカウンセラー

　就職活動の要諦は、「自分研究（自分を知る）」と「会社研究（相手を知る）」の二つと言われています。「相手」である会社の内容について知る事は不可欠ですが、その職場の人間関係や企業風土が、自分に合うか、共感できるかを見る事がより大事だと思っています。
　第40回と第41回のエキスパート・スタジオには、ANAエアポートサービス株式会社から塩入康夫さん（ランプサービス部）と品川優美さん（旅客サービス部）のお二人に登場していただき、就活時の状況、この仕事を選んだ理由、仕事への思い、企業風土、今後の夢などを語っていただきました。人材コンピテンシー的には、「思いやりのチームワークと責任感」の塩入さん、「抜群の接客力と自己成長力」の品川さんと拝見しましたが、お二人が共通して話された、「あんしん、あったか、あかるく元気！」という行動指針（ANA’s Way）を掲げるANAグループの企業風土からも学びがありました。ここには、企業風土が育て、育つ人材と、その人材が育て、育つ企業風土に相互にプラス関係があるように拝見できました。
　KK²のキャリア関連プログラムは、エキスパート・スタジオの他にも、「自分を知る」「相手を知る」プログラムを数多く揃えています、皆様もこのような学びを探してみてはいかがでしょうか。