KK²　 weekly【メッセージfromKK²】 （第440号　2016年9月1日発行） by AVCC

「心と体のストレッチ」で自分自身と向き合う

久保田了司
一般財団法人高度映像情報センター（AVCC）理事長
霞が関ナレッジスクエア（KK2）代表

　私事で恐縮ですが、35年前に自らの不摂生がもとで半年以上の病気休職を余儀なくされ、職場や家族に多大な迷惑をかけたほろ苦い経験があります。この病を得るまで、「心身共に健康」「病気とは無縁」と決めつけ、自分に無頓着だった傲慢な己には汗顔の至りです。
　白く蜘蛛の巣がかかったようなレントゲン写真を眺めた主治医が、「今で良かった、20年前ならダメだったかも知れません。」と述べた所見を今も鮮明に憶えています。
　入院時と現在のレントゲン写真を見比べながら、主治医と毎月一回自分の体に向き合います。一か月前より白い蜘蛛の巣が減って黒い部分が増え、目を閉じれば自分自身の体がとても軽く生きる力がみなぎってきたのが判りました。

　健康は、他から与えられるものではなく、自らの心と体に向き合って自律した生活から生み出すものです。ビジネスはもとより、子育てであったり親の介護であったり、ストレスフルな生活の中で、自分自身の心と体に向き合う取組みが大切です。9月9日(金)19:00～「心と体のストレッチ」に気軽に足を運んでいただき、椅子座禅、脳トレ・筋トレ・ストレッチを通じて、是非自分自身の心と体と向き合うきっかけを作って下さい。