メッセージ from KK²

KK²weekly【メッセージfromKK²】（第465号　2017年3月3日発行）by AVCC

小川理子著「音の記憶-技術と心をつなげる-」のご紹介
～小川理子さんのしごと力を学ぶ～

　知人で、大学の後輩にあたる小川理子（みちこ）氏が、自らのキャリアをふり返り若者に伝えたいメッセージを『音の記憶 -技術と心をつなげる-』という本に著されました。パナソニック株式会社で役員をされジャズピアニストとしても活躍される小川氏の、生い立ちから就活、配属された松下電器音響研究所での製品開発、失意のプロジェクト解散、失意の中で始めたジャズピアノ、転勤とCDリリースという二足のわらじ、初恋の人との再会と結婚、松下幸之助の教えを繋ぐCSR担当、栄光の「テクニクス」復活プロジェクトのリーダー、パナソニック社役員就任、若者に向けたメッセージといった内容が、KK²のプログラムである「エキスパート・スタジオ」のように綴られています。

　若者に向けたメッセージの中では、「個性を磨く」「弱みを知る、強みを知る」「挑戦し続ける」「他流試合をする」等があげられていますが、KK²が進める「しごと力」とも符合する腑に落ちる内容です。日本の会社で働くすべての女性の背中を押す「働くこと、愛すること、継続すること」という言葉が心に響きます。今後管理職になる女性や若手が悩んだり迷ったりしたときに励みになる高書としてお薦めします。機会がありましたら、KK²「エキスパート・スタジオ」に是非ご出演いただければという思いを強くしました。

小川理子著『音の記憶-技術と心をつなげる-』

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