3月9日開催の「食と文化講座」・・今こそ知りたい「日本ワイン」のご報告
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華井弘子
エキスパート倶楽部 ゼネラルマネージャー
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ここ数年「日本ワイン」は、品質も高まり国内外ですばらしい評価を得ています。
「日本ワイン」とは、国産ぶどうのみを原料にして日本国内で製造された果実酒と定義され、これまで一般的に国産ワインと総称されていたものとは区別されます(表示基準の適用開始は来年10月)。KK2では、まさに、今こそ知っていただきたい「日本ワイン」をテーマにセミナーを開催しました。
講師の内藤さんは、ワイン専門店〝カーヴ ド リラックス〟の代表で、世界中から1,600アイテムのワインを取り扱われ、豊富なワインの知識に加え、特に日本のワイナリーとの交流は深く、大変興味深いお話を伺うことができました。参加者のアンケートにもありますように、「日本ワイン」の奥深さや新たな魅力を知っていただくことができました。内藤さんセレクトの、北海道から宮崎までの10種類のワインの試飲では、内藤さんからの味わいのコメントやワイナリーエピソードも交えての楽しいトークでした。
選ばれたワインは、ぶどう品種や造り手の個性がよく出ており、それぞれの美味しさに、日本ワインの多様性とこれからの期待をも実感していただけたかと思います。
内藤さんも話されていましたが、日本人の勤勉さや丁寧に地道に努力する仕事ぶりは、よいブドウ造りやワイン造りに繋がり、日本人スピリッツが活かされていると思いました。講義の内容はKK2Webサイトで公開しております。大変わかりやすく、楽しんでご視聴いただけると思いますので、ぜひご覧ください。
次年度の「食と文化講座」では、今回好評でした「日本ワイン」をはじめ、地方創生につながる日本各地のすばらしい食文化も取り上げ、ご紹介してまいります。
引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
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