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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第469号 2017年3月31日発行)by AVCC

ローカルに学びグローバルに広げる
「デジタル公民館まっさき」活動のこれから

丸山 修
霞が関ナレッジスクエア事務局

 KK2の「人と人の絆と地域の再生」の一環として取り組んできた「デジタル公民館まっさき」(まっさき活動)は、H28年度末をもって6年間に渡る訪問活動を修了させていただき、H29年度4月以降は、地域の方々と公民館が協力して活動し、それを社会人や学生がネットや現地訪問で交流する新たなステージに移行します。

 東日本大震災の被災地を訪問するKK2の活動は2011年9月~2017年2月まで計41回実施され、滞在日数は82日、参加者は、ボランティアと地域の方々を含めると3,080人にのぼります。パソコン・インターネットよろず相談、ごいし民俗誌、語り部トーク、映画会、避難所運営ゲーム(HUG)などの共に学び共に考えるプログラムを通して、地域の方々とふれあい、復興の現場を繰り返し体感することで、私自身も、参加いただいた活動スタッフ(ITボランティア)も仕事や生活に、何かしら変化がみられたのではないでしょうか。
 まっさき側の変化としては、参加者約30名がfacebookを立ち上げ、自宅庭や地域の風物詩、復興の様子、養殖漁業の様子などを頻繁に発信するようになり、ネットショッピングやメール、ワードのチラシ、エクセルによる家計簿や、グループの会計報告づくりなど、ICTを使いこなすようになりました。こうした5年間の寄り添い相談の成果によりパソコングループが育ったことで、地区公民館も新年度から公民館主幹事業として「デジタル公民館まっさき」活動の事業化に漕ぎつけました。

末崎地区公民館での避難所運営ゲーム
末崎地区公民館での避難所運営ゲーム

 H29年度以降は、地域の方々の自助共助の活動を応援する、デジタル公民館のサイトやfacebook、ふるセンのパソコン・インターネット環境等の維持継続、現地要請に基づいた活動参加などで交流を続けたいと考えています。一度築いたご縁は大切にして、社会や時代の課題をローカルから学び、深め、グローバルに広げたいと思います。
 具体的には、毎月第二日曜日の午後、ふるさとセンターでのパソコン教室、8月と12月には竹とんぼグループとのコラボが計画されています。今後もfacebook公式サイトで情報発信・情報共有していきますので、みなさまも引き続きご支援ご協力、ご縁の継続をよろしくお願いします。

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