新政権「人づくり革命」とKK2の活動? ⇒ 霞が関坐禅会動画など!
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伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員 明治学院大学 学長特別補佐(戦略担当)
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新政権での「人づくり革命」においては、人生100年時代を見据えた経済社会として、「教育・仕事・老後」という単線型ではなく、複線型でより充実した一億総活躍の社会を目指す、とのことです。
有業者数と就業希望者数の年齢別の分布は図の通りになっていますが、65歳以上では207万人に及びます。65歳以上の就業理由は、「健康、いきがい」が64歳までに比べると高まるものの、「生活の糧、経済上の理由」も、まだ第一の理由にあげる人が就業者の6割を占めています。
65歳を過ぎても勤めるために必要なことは、「健康・体力(65歳までの勤務以上に重要である)」(66.8%)、「仕事の専門知識・技能があること」(47.2%)、「協調性、仕事に取り組む真摯な態度など」(34.6%)となっており、「健康・体力」が主要な要件になっています。
厚労省の「シルバー人材センター事業」では、年間400万件の様々な仕事をシニアに紹介、9.5日働き、4万円程度の金額を配分されているなど、高齢者の就業機会を得ていく地域社会の仕組みを構成してきています。
8月10日に公開しました「霞が関坐禅会」の動画や「新しい役割を担うアクティブ・シニアを応援」プログラムを閲覧し、自分自身と向き合って頂くのは如何ですか。新政権の「人づくり革命」をきっかけとして、特に50代以上の方は65歳以降の職業生活設計を考えてみませんか?
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