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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第491号 2017年9月1日発行)by AVCC

人生二周目をどう生きるか?
~自分で自分の「出番」を生みだす自律した人生を!~

久保田了司
一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事長
霞が関ナレッジスクエア(KK2)代表

 日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳(H28年)と延び続け、人生100年時代が目前です。一方、健康寿命も女性74.79歳、男性72.14歳(H28年)と延びているものの、平均寿命との差は依然として開きがあります。健康寿命を延ばし豊かな人生二周目を過ごすために、自分自身の心と体に向き合う「学び」と「行動」が不可欠です。また多くの日本人男性は、人生二周目をどう生きるか? というプランを描けずにシニアとなり、「出番」の少ないもったいない人生を送っています。

就労希望年齢(内閣府「高齢者の日常生活に関する意識調査」
出典:内閣府ホームページ(http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/zenbun/s1_2_4.html)
雇用者数の推移(総務省「労働力調査」、「国勢調査」「人口推計」
出典:内閣府ホームページ(http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/zenbun/s1_2_4.html)

 60歳以上の男女の「就労希望」を調査すると、働けるうちはいつまでも=28.9%、65歳くらいまで=16.6%、70歳くらいまで=16.6%、75歳くらいまで=7.1%等、合計=71.9%と高くなっています。しかし実際に65歳以上の人口に占める65歳以上の雇用者数の割合は13.5%に留まっています。人口減少社会を迎え労働力不足が顕在化しており、培った経験を活かす人生二周目の「出番」が必ずあるはずですが、雇用者数の割合が少ないのはシニア層に社会での「役割を担う意識」が乏しいからでしょうか? 長生きリスクといった後向きの考え方でなく、長く生きることは幸福であり感謝することと捉え、人生二周目は「社会にご恩返し」と思い行動すれば、おのずと自らの「出番」を生みだすことができるのではないでしょうか。

 今後のお薦めKK2プログラム、9月7日(木)開催の第46回「エキスパート・スタジオ」災害医療スペシャリスト石井美恵子さんでは、3.11東日本大震災被災地への延べ3,770人の看護師派遣でリーダーシップを発揮され、看護師の枠を超えた自律した「しごと力」を学ぶことができます。10月12日(木)開催の「やってみよう! 防災アクション」~「東京防災」で自分、家族、仲間を守る力を身につける~では、いざ!という時「自分を守る」「家族を守る」「職場・地域の仲間を守る」ために必要な、はじめの一歩を学ぶ体験型プログラムです。皆さまがKK2プログラムで「学び」「行動」し、自律した人生を積み重ねていただくことを願っています。

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