人生100年時代のキャリアデザインを!
人生100年時代が現実となると、50歳、60歳代は折り返しという事になり、「定年後の悠々自適生活」など言ってはいられない年月が残ります。そうした中で、従前の60歳定年制度など、日本的な職場環境で生きてきた日本人には、今、「社会の中で自律して生きる個人への変容」という新たな課題が立ちはだかっているように見えます。
例えば、キャリアデザインの観点から見ると、会社の中でのキャリアという考え方から、自分の特性や動機を元にキャリアを設計してゆくというような、自律した個人からの発想に変わってゆく事が求められていると思います。

「2017年グローバル社会と日本人に求められる力③」より
日本の大学では、数年前からキャリア教育が導入され、最近ではインターンシップも普及し出して、大学生はじめアソシエイト層では、キャリアデザインの考え方が浸透しつつあります。このようなキャリアデザインの考え方は、50代、60代には馴染みが薄いかもしれませんが、十分に活用が可能です。「定年でしごと人生を終える」のでは無く、新たなシニアのしごと人生のスタートと位置づけてキャリアデザインしてみてはいかがでしょうか。
ここKK2では、社会一般で必要とされる「しごと力」を、考え・学ぶプログラム「しごと力向上ライブラリ」や、キャリアをプロのキャリアコンサルタントと一緒に整理できる「KK2キャリア相談室」、社会で活躍するエキスパートに学ぶ「エキスパート・スタジオ」、対話力を磨く「しごと力道場」など、キャリア関連プログラムを各種用意しています。シニアを含む幅広い層の皆さまにぜひご活用いただければと思います。
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