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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第517号 2018年3月2日発行)by AVCC

無料で学べるKK2Webサイトの動画掲載本数 1424 本(2月22日現在)

働き方改革について、職場で議論しましょう!
~ 他律的働き方と自律的働き方 ~

久保田了司
一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事長
霞が関ナレッジスクエア(KK2)代表

 日本経済新聞の「裁量労働制の拡大について」アンケートによれば、賛成だ=30%、反対だ=42%、いえない、わからない=22%、という集計結果が示されています(2018年02月26日現在)。
 この議論では、厚生労働省の不適切データ作成問題が加わり、物事の本質を見極めようとする議論ではなく「政争」と化していることがとても残念です。超高齢社会に向かう日本社会では、「働き方改革」はとても大切な課題です。与野党間で議論することより、労働者と経営者のいわば労使で仕事や職場の実態と照らし合わせて、働き方を話し合い、改革して行くことが重要です。
 そもそも「裁量」という言葉の意味を広辞苑では、「自分の意見によって判断し処置すること。きりもり」と表しています。つまり「裁量労働」とは、自分の頭で考え、判断し、処置する自律的働き方といえます。しかし会社が判断し課した仕事をこなすだけの働き方が、実は多いのではありませんか?

今年度のゲストエキスパート 左から システムエンジニア職 西尾 貴紀さん、災害医療スペシャリスト 石井 美恵子さん、空港ラウンジアテンダント職 嶋田 鈴さん、システムエンジニア職 山本 泰士さん
今年度のゲストエキスパート 左から 
システムエンジニア職 西尾 貴紀さん、災害医療スペシャリスト 石井 美恵子さん
空港ラウンジアテンダント職 嶋田 鈴さん、システムエンジニア職 山本 泰士さん

 様々な職業に就き活躍する方々の「しごと力」を学ぶ、KK2のキャリア教育番組「エキスパート・スタジオ」に今年度4名の方が登場、各々の自律的働き方について語っていただきました。就かれている職業、置かれている立場、経験の多少等により、裁量の幅、裁量の自由度は当然異なりますが、皆さまご自身の自律的働き方を考えるきっかけにしていただければ幸いです。
 残業代が支払われる、支払われないといった賃金面の比較を考えるよりも、自律的働き方へ改革していくことが、「働き方改革」の本質ではないでしょうか?

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