KK2の10周年に因んだ10種のワインを動画で!
~ワインとダイバーシティ~
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華井弘子
エキスパート倶楽部 ゼネラルマネージャー
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今回の講座では、「これから注目したい世界のワイン ~10種の試飲から知る新トレンド~」と題し、KK2の開設10年に因み、10種の話題性があり、この時期にもお薦めのワインをセレクトしてご紹介しました。
先週のこのメッセージでも触れられたように1970年代の日本は高度成長期で、日本人の食生活は欧米の影響を受け、それに伴い輸入ワインも飲まれるようになりました。
当時はフランスなどヨーロッパの伝統国のワインが中心で敷居が高く、まだまだ庶民からは離れた飲み物でしたが、ここ10年ほどで消費量は大きく増え、今ではニューワールドワインも定着して、世界中のワインが日本に居ながらにして楽しめるようになりました。さらにITやグローバル化の影響を受け、ワインの品質も世界中で高まっていると感じます。日本ワインも然りです。ワインの個性を造る大きな要素である造り手たちも、世界を見据えながら自分の造りたいスタイルを追求しています。
私自身も、ワインに関わりながら年数を重ねてきましたが、こうした時代背景の今こそ、ワインを楽しむのには面白いタイミングだと実感しています。ワインのダイバーシティ(多様性)こそ、まさに今の時代のライフスタイルにも合っているのでしょう。
講座では、昨今のワインの傾向などについて基礎知識と合わせてご説明していますので、初心者の方を含め講座に参加頂いた方に、この動画をご活用いただき、さらに興味がある方にご紹介いただければ幸いです。

講座で試飲した世界のワイン10種類(銘柄、産地は(注1)を参照)
次回11月14日(水)の「食と文化講座」では、山梨県のブランド豚 富士桜ポークの生ハムと山梨のワインをご紹介する予定です。9月末に詳細をご案内しますので引き続きよろしくお願いいたします。
(注1)講座で試飲した世界のワイン10種類
- ①ピノ グリージョ ロゼ スプマンテ ブリュット(イタリア)
- ②ソーヴィニヨンブラン ツインアイランズ(ニュージ―ランド)
- ③ヴィーニョベルデ ソアリェイロ(ポルトガル)
- ④ドメーヌ シガラス サントリーニ アシリティコ(ギリシャ)
- ⑤甲州 テロワール セレクション 金山(日本)
- ⑥ルカツィテリ シャラウリ ワインセラーズ(ジョージア)
- ⑦ライマット アニマロゼ (スペイン)〈サクラアワード2018・ベストロゼ受賞〉
- ⑧エラスリス アコンカグア コースタ ピノノワール 2016(チリ)
- ⑨ラミニスタ キリヤーニ 2013(ギリシャ)
- ⑩ジェラール ベルトラン プリマ ナチュール シラー(フランス)
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