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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第539号 2018年8月3日発行)by AVCC

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著名な企業の不祥事が相次ぐ原因は何なのか?
~ 皆さんはどうお考えですか? ~

久保田了司
一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事長
霞が関ナレッジスクエア(KK2)代表

 日本の誰もが知る企業の不祥事が相次ぎ報道されています。新聞見出し的に挙げると、ヤマトHD子会社の引っ越し代金過大請求、日本マクドナルドの食材不当表示、SUBARU・日産の無資格検査員による検査、神戸製鋼所の製品検査データ改ざん、東芝の水増し不正会計等、枚挙にいとまがありません。
 これらの企業では、「企業の社会的責任」「コンプライアンス」についての研修会やE-ラーニングが盛んに実施され、経営者から従業員に至るまで言葉では十分に判っている筈です。しかしそれが「判断」「行動」に反映しなければ、無意味な教育だったと言わざるを得ません。「知識」「スキル」「資格取得」に偏りがちな企業内教育を見直す必要性を強く感じます。

開眼寺住職の柴田文啓氏
開眼寺住職の柴田文啓氏

第二回霞が関坐禅会の法話「己事究明(こじきゅうめい)」の中で、柴田文啓氏は一流企業の不祥事多発に触れ、この経営者達は「坐禅」を経験したことがないだろう、どんなに忙しくても一日5分、身体を調え、息を調え、心を調え、自分自身と向き合えば、こんな行動はとらなかったろう、と諭されました。私も経営者の端くれとして、この言葉を肝に銘じています。
 柴田文啓氏は、40年以上のビジネス経験・企業経営を経て横河電機株式会社を退社、2000年に得度(注) 。2001年に臨済宗妙心寺派恵日山開眼寺の住職となられた方で、「仏教の教えを仕事と人生に活かす」「第29回エキスパート・スタジオ」にご出演いただき、人生二周目のセカンドキャリアについて語られています。
 ただ今KK2では、長野の開眼寺を訪問し坐禅を組み、柴田文啓氏を囲んで宗教について語り合う、「霞が関坐禅会 ◆特別企画◆ 長野の開眼寺に行こう!」の参加者を募集中です。ストレスフルな日々を送る皆さま、静かな禅寺で自分自身と向き合ってみませんか。

(注)得度(とくど) 仏教で僧侶になるための出家の儀式。

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