明治150年 - 同年多発災害は第2の黒船になるか? -
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
いま、日本列島は、猛暑、豪雨、台風、地震、三百万人もが影響を受けた停電など、どれも未曾有と言われる災害が多発しています。自動車が風で飛ぶ、空港が水没する、山々が崩落する光景を目にして、東日本大震災以来、改めて防災意識が国民的に高まったのではないでしょうか。
今年は明治維新から150年目に当たりますが、その15年前の外国艦隊(黒船)などの来航が、約270年続いた徳川幕府瓦解の一因になったと言われています。日本は島国という事もあり、元来、変化への対応には慣れておらず時間がかかるのですが、大きな外圧には逆に急変する面も持っています。このたびの災害は不幸な出来事ではありましたが、この記憶が薄れないうちに、防災意識や、非日常への対応力を高め、さらに、今、日本人に求められる力について考えておくとよいかもしれません。

「しごと力道場を語る」池田師範代
KK2では、「やってみよう! 防災アクション」や「しごと力向上ライブラリ」を始め、個人のコンピテンシーを鍛える、個人と組織のレジリエンスを高める、共同体感覚を育成するという、日本人に必要な力について学べるプログラムを多数用意しています。
例えば「しごと力道場」は、ファシリテーターの池田さんを中心に10人程度が車座となり、毎回異なるテーマについて自由に言葉を交わしながらコミュニケーションを円滑にし、高め合う対話型ワークショップです。次回は10月13日(土)に「プロとは何か」というテーマで開催予定です。想定外の状況にも自分としての答えを求められる昨今、是非あなたの黒船に遭遇してみてはいかがでしょうか。
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