ギロンを止めるな! - 入管法改正に思う -
紅葉、食欲、そして学びの秋となりました。毎度私事で恐縮ですが、米国勤務時代、毎年この時期になると紅葉を愛でながら東海岸の大学へリクルーティングドライブした事を思い出します。日本語を話す人材を探しに行ったのですが、毎年日本人は減少し、中国、インドからの留学生が急増していました。
一方、日本への外国からの留学生は267,042名(H29年JASSO)となり留学生30万人計画をほぼ達成し、国別構成としては1位:中国40.2%、2位:ベトナム23.1%となっています。
日本もアメリカと同様に、留学と就労は切り離されていますが、現在国会で議論されている入管法改正については、閉鎖的村社会で生きてきた日本社会に大きな影響を与える要素が含まれているように思います。
第49回エキスパート・スタジオのゲスト、加藤 史子さん(こころ元気ネット 代表)
詳細は省きますが、この入管法改正を含め、今まで先送りしてきた重要テーマが今後も日本で出てくる事を考えると、揚げ足取りや、本質とは離れた個人攻撃のような論戦でなく、テーマの本質を押さえ、お互い歩み寄る、譲り合うという「折り合い」の議論ができる事が必要ではないかと思います。
KK2では、真の議論ができるスキルを身につけるプログラムとして、「しごと力道場」という普遍的なテーマで対話力を鍛えるワークショップを開催していますし、議論の仕方の学びだけでなく、社会で活躍するロールモデルに学ぶ、「エキスパート・スタジオ」や、こころの豊かさを追求する「霞が関坐禅会」などを開催しています。ちなみに「第49回エキスパート・スタジオ」「第五回 霞が関坐禅会」は昨日動画を公開しました。今後もKK2のプログラムをご活用いただければ幸いです。
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