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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第561号 2019年1月11日発行)by AVCC

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2019年労働生産性向上に向けて「AI社会で日本人に求められる力」とは?皆さまの会社では?

伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
明治学院大学 学長特別補佐(戦略担当)

 2019年、新年、おめでとうございます。皆さまは、2019年をどのように展望されますか。「東京オリンピック2020」(2020年7月24日)まで560日となり、観戦チケット申込の事前登録も始まっております。また、「働き方改革関連法」は、2019年4月からの施行になりますが、準備は進んでおりますでしょうか。2019年は、新しい働き方を考えつつ、東京オリンピック2020への準備など、新たな事業の構築を進めていく時期かと思います。「新たな事業と新たな働き方」という課題を考えていく上で、AI等のIT活用は重要なことと思います。

メッセージ560号の通り、KK2事業説明会(4月17日)にテーマ「AI社会のリスクと日本人に求められる力」において、政府の「第4次産業革命基礎的ITリテラシー」の座長として、憲法学者である山本 龍彦氏(慶應義塾大学法科大学院 教授)と一緒に講演させて頂きます。
 基礎的ITリテラシーは、日本がOECD各国で最もスコアが高かった国際成人力調査(PIAAC)の「ITを活用した問題解決能力」(メッセージ548号)等を踏襲して、次世代携帯インフラ(5G)、自動運転など、1兆円以上の投資もしつつ、第4次産業革命を牽引している大企業やベンチャーへヒアリング、現状をアンケートし、委員会で議論、検討しました。基礎的ITリテラシーとは、ITを活用して、業務の効率化やビジネスチャンスの創出に結び付けていく土台となる、(1)ITの機能・活用方法の理解、(2)情報収集力・分析力、(3)安全にITを活用するための知識、の3つの力で、構成しています。政府では昨年から数十億円を投じて、育成が進んでいます。

 業務上の問題を、どうIT、AIというツールを活用して解決していくか、という内容になっています。その際に、AI、ビッグデータで扱う個人情報等を、どのように安全に扱うか、ということが留意すべきことかと思います。
 4月17日には、山本教授が憲法の観点から懸念される「個人の尊厳」という課題を、安全な個人情報の扱いなどに、どう整理していくか、ここが当日の焦点になります。
 皆さまの会社では、「AI社会で当社の社員に求められる力」について、どのように考えられていますか?考えるきっかけになれば幸いです。Web会員の皆さまにはライブ配信(無料)でご参加いただけます。1月下旬より募集開始予定です。詳細はメルマガでご案内いたしますのでご参加をお待ちしております。

伊藤健二 伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
明治学院大学 学長特別補佐(戦略担当)

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