メッセージ from KK²

KK²weekly【メッセージfromKK²】（第571号 2019年3月22日発行）by AVCC

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新時代の女性活躍には男性の理解と支援を！
～平成３０年間を振り返って～

 新年度を迎える時期になりました。今年は新元号がまもなく誕生することもあり、平成時代を振り返りながら新年度への思いも重ねていらっしゃることと思います。
 私自身は、平成元年に2ヶ月の育休を終えて仕事に復帰した節目の年でもありました。当時は出産後も仕事を続ける女性はまだ少ない社会環境の中で、人並みに育児と仕事の両立に苦戦しながら平成時代がスタートしました。平成が終わろうとしている今、「女性活躍推進法」や「働き方改革」などの提唱もあり、女性が子供を産んでも仕事を続けることが当たり前になってきました。待機児童解消や時差出勤、テレワークなどの取り組みも進んできましたが、現実には、子育て中の女性が働く環境が充分に整備されたわけではありません。身近な男性のサポートも、これまで以上に重要かと思います。家庭では男性の家事や育児への参加は不可欠ですし、職場の管理職や経営者も、女性の能力を活かすことが、会社や組織の成長には、益々欠かせない時代となってきました。

 KK²では、様々な分野で活躍するエキスパートをゲストに迎えて、「エキスパート・スタジオ」を開催し、多くの働く女性にもご登場いただいています。新時代に向けて、キャリア形成を考えている女性だけでなく、女性の活用を目指す管理職や経営者にもぜひご覧いただき、女性たちの仕事への思いや取り組みなどを参考にして、組織の活性化に女性パワーを活かしていただければと思います。

 次なる時代には、女性だけでなく、高齢者や障害者、外国人など多様な人材が活躍できる「ダイバーシティ実現」を願っております。

華井弘子
ワインセミナー講師や企業主催のレセプション、パーティのプロデュース、食品・飲食業界の研修講師や、料飲サービスの専門学校講師などの経験を活かし2008年5月より現職。元サントリーパブリシティサービス株式会社常務取締役。一般財団法人高度映像情報センター（AVCC）理事