「令和」の意味 -Beautiful Harmony- を大切に！
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久保田了司
一般財団法人高度映像情報センター（AVCC）理事長
霞が関ナレッジスクエア（KK2）代表
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新しい時代を迎え最初のメッセージをお届けします。正直「れいわ」と聴いた時、馴染みのないラ行の音と「令和」のキャラクターに親しみが感じられず、万葉集云々という説明もあまりピンと来ませんでした。しかし、外務省が統一的な対外説明として発表した「Beautiful Harmony（美しい調和）」という解釈を聴き、新元号の持つ意味が腑に落ちたように思います。
「平成」を振返ると、今さえよければ、自分さえよければといった風潮が蔓延り、所謂勝ち組負け組といった格差社会が進行し、弱者を見て見ぬふりをしてきたように思います。連休中に日本だけでなく海外でも評判の高い映画「万引き家族」を観ましたが、映像作品としての良し悪しではなく、切り取られた日本社会の断片に触れ、後味の悪さを感じてしまいました。先月開催した「AI社会のリスクと日本人に求められる力」では、山本龍彦先生がプロファイルに自分の将来が支配されかねないAI社会のリスクを指摘し、経済性のみが重視されるAI社会の在り方に強く警鐘を鳴らされました。
KK2は、「令和」の意味であるBeautiful Harmony を大切に、「AI社会を生きる力を考える」「個人のレジリエンスを学ぶ」「組織・地域を担うしごと力を学ぶ」「文化に親しみ交流する」「教育のデジタル化」といった事業を進めておりますが、総じて「努力する者が報われる社会」を目指す活動と捉えています。現在、5/29（水）タフな心の育て方「ネガティブ感情に対処する」、6/8（土）第21回 しごと力道場 ～コミュニケーション力を高める対話型ワークショップ～、6/26（水）第六回 霞が関坐禅会 ～自分自身と向き合ってみよう～が募集中です。年代を問わず、職業を問わず、プロファイルを問わず、自分自身を磨き行動する体験型プログラムです。気軽にご参加いただければ幸いです。
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