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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第611号 2020年1月6日発行)by AVCC

無料で学べるKK2Webサイトの動画掲載本数 1,573

Two Way教育が必須!
-Society5.0時代に誰も置き去りにしない教育を!-

久保田了司
一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事長
霞が関ナレッジスクエア(KK2)代表

 皆さま明けましておめでとうございます。本年もKK2に引き続きご支援ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
 内閣府によれば、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新しい社会(Society 5.0)という時代が到来すると言われています。新しい社会(Society 5.0)はサイバー空間とリアル空間を融合させ、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会とのことです。
 工業社会(Society 3.0)から情報社会(Society 4.0)へ移行する1980年頃、従来からの画一的な教育から「ひとりひとりを活かした教育」「自主性を重んじる教育」への転換が叫ばれ、(1)自らが人に与えるべき情報を持つ。(2)自分の情報を多くの人に伝える表現力を持つ。という教育目標が新たに掲げられました*。しかしこの目標は約40年経った今も広く実現したとは言えません。
 目標の実現には、教師(ティーチャー)が説明して学習者がノートする従来の授業を逆にして、教師は課題を与え、学習者が考え作業し、教師には学習者個々の状況に応じた助言を与えるファシリテーター役が求められます。一クラスに数十人以上の学習者がいる一斉授業でTwo Way教育を行うには、(a)教育の量に対して時間や教師の質が伴わない、(b)学習者個々の状態を確実に把握する手法が確立普及できなかった、という事が問題点だったと考えられます。
 Society5.0時代を迎え、学校教育でも企業内教育でもTwo Way教育の必要性はますます高まっています。KK2が提供するDPP(デジタルプレゼンテーションプラットフォーム)は、教育のデジタル化研究会で日々アップデート中ですが、Two Way教育を目指す教師を支援し、(a)資料提示やアンケート収集の自動化・ペーパーレス化、 (b)学習者個々のデータを確実に収集、を実現します。是非ご活用ください。


しごと力道場師範代(ファシリテーター):池田 正夫著

 また、KK2ではファシリテーターを目指して対話力を磨く「しごと力道場」を令和2年2月15日(土)に開催します。対話力チェックシートであなたの力はレベル1~3のどのくらいでしょうか?レベル2(1.持論を発信する 2.相手の考えを理解する )くらいにはなりたくありませんか!定員8名ですので早めにお申し込みください。
 KK2の活動はサイバー空間とリアル空間を融合した、"何時でも何処でも誰でも学べる"デジタル公民館として、誰も置き去りにしない教育を標榜しています。
*「情報化時代の教育」藤田広一(慶應義塾大学工学部長):三田評論、No.812(1981年3月)より

■発行元:一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)霞が関ナレッジスクエア事務局
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート 西館ショップ&レストラン 3F
電話:03-3288-1921 FAX:03-5157-9225
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霞が関ナレッジスクエア(KK2)は学校教育や企業研修では教えていない「しごと力」をいつでも、どこでも、誰でも学べる場を提供することを目的に、一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)の公益目的事業として運営しております。