4月7日、緊急事態宣言が発令！今こそプラス思考の人は何をする？！
|
伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
三幸学園 理事長特別補佐（戦略担当）
|
2020年4月7日、緊急事態宣言が発令され、5月6日までの1カ月間、東京等の7都府県が対象となり、「オフィスでの仕事は原則自宅で」、「人との接触機会を最低7割、極力8割削減すること」と訴えられています。皆さまは、この発令の中、仕事や生活についてどのように考えられていますか。
厚生労働省、LINEによる調査(調査期間3/31～4/1、2,400万人回答)では、「感染予防のためにしていること」（複数回答可）で聞いたところ、テレワークは5.6%の人が行っているとなっています。「都道府県ごとに違う」とのことですので、東京都などはもっともっと高いでしょうし、今回の発令でもっと増えていくことと思います。私の周りでは様々な方々との各種TV会議での打合せが広がっており、私自身TV会議のトラブルや新たな使い方など、ノウハウを交換しつつ、整理を進めています。皆さまは、テレワークでは、どのように業務を遂行されていますか。テレワークについては、メールマガジンバックナンバー620号で整理をしましたので、参考にしていただければ幸いです。
4月に入社したばかりの新人の方は、新人研修も集合研修からオンライン研修になっている方もいるかと思います。そういった方々に向けて、20代の先輩がKK2の約1,600本の動画の中から、カテゴリ分けし教材を選びました。時間が経っても普遍的な内容、具体的な作業レベルの内容など、「最低限知っておきたいスキル」シリーズです。
KK2の教材では、自分が学習したか否か、学習履歴も残りますので、学習したら確認しながら進めて頂けると、学習した内容の実践や、次の学びにつながるかと思います。そして、メールマガジンバックナンバー621号にあるように、「大きく変化する社会や災害等に対し、状況をうまく捉えて、課題を整理し、人々と協力しながら、解決策を探して前へ進むと言った、プラス思考の行動をとれるという、レジリエンスの高い人」としてテレワークをしていきたいものです。
次回の「教育のデジタル化研究会」は、ライブ配信のみとなり、このような状況下だからこそ、参加者の反応が対面でもオンラインでもわかる、「デジタルプレゼンテーションプラットフォーム（DPP）」を活かした研究会で開催します。
新型コロナウイルスは緊急事態宣言にまでなるほど、戦後最大の危機に直面しています。政府の「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」を確認し、新人等でのオンラインでの研修、様々なテレワークによる新たな働き方を身につけるなど、今こそプラス思考で、緊急事態宣言が明けた時には、どんな一歩が歩んでいけるかを考え想像し、自覚をもって自分の仕事について考えて1日1日を着実に何とか行動していきましょう。
|
伊藤健二