働く母親の多様な働き方改革とは? –将来を見据えたキャリア形成へ、今できる事–
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華井弘子
エキスパート倶楽部 ゼネラルマネージャー
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新年度がスタートし、保育園や小学校に上がる子供を持つ働く母親は、自分も「さあこれから」と意欲を持って仕事に復帰される予定の方も多かったのではないかと思います。
この4月からは、多様で柔軟な働き方に向けて「働き方改革関連法」が本格的に動き始め、特に時間に制約がある働く母親こそ、時短やテレワークの導入をというタイミングでしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、多くの企業人にもテレワークが必要に迫られる現実となりました。もちろん仕事の内容や職種によっては、テレワークが難しい場合もあり、今回の経験や試行錯誤は、今後の日本人の働き方にも大きく影響することでしょう。働く母親だけでなく、多くのビジネスパーソンがテレワークを共有したことで、自分の今の仕事の意味を考えて、効率的にできる仕事や、逆にできない仕事はどうするかなど、具体的な取り組みをするきっかけになり、そうした実体験こそが、今後のキャリア形成にも繋げていくヒントになると思います。これからは、男性同様、女性も当然長く仕事を続ける時代です。働く母親も子供が成長して手が空いた頃、大変だった子育てとの両立経験が人材教育やマネージメントなどにも役立っていくと信じます。
 

働く女性におすすめの「エキスパート・スタジオ」*所属・役職は収録当時のものです
KK2の「エキスパート・スタジオ」では、長く仕事を続けてきた女性たちの「仕事とは」「働くとは」など、様々なキャリアをご紹介しています。今、現実に起こっている災いに加え、育児と仕事の両立で普段以上に大変な毎日ですが、動画をご視聴いただいて将来への励みとしていただけましたら幸いです。
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