コロナ禍がもたらす柔軟で多様な働き方と学び方-特別な夏休みから-
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華井弘子
エキスパート倶楽部 ゼネラルマネージャー
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2月頃から流行し始めたコロナで学校は一斉休校となり、5月の連休はSTAY HOME週間と要請され、早く収束することを期待しつつも、コロナ下で夏を過ごすことになりました。この夏休みは、子供を持つ家族は、STAYかGo Toか迷われた方も多かったことでしょう。コロナとの共存が長引く中、リモートワークやオンライン講座、会議などが定着しつつあります。パソコンと通信環境があれば、どこでも仕事やコミュニケーションができる事を経験し、コロナが収束してもこの働き方は続くと言われています。
さらに、リゾート地や旅先などで仕事をするワーケーションも可能となり、私自身もこの夏その便利さを実感しました。学童期の子供を持つ働く母親にとっては、通常なら約40日間にわたる夏休みのスケジュール管理は、悩みの種でもありますが、これからの夏休みの過ごし方のヒントにもなると思いました。こうした柔軟で多様な働き方ができるようになったのは、デジタル技術の高さとその利便性で、コロナがもたらしてくれたお陰かもしれません。コロナは厄介者扱いですが、収束後にこれまでと違った新しい働き方や学び方、さらに生き方も良い方向に進んでいけば、世界中で共有したコロナ禍の辛い体験が活かされると思います。

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