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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第650号 2020年10月9日発行)by AVCC

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コロナ禍で前提になるオンライン会議などのITリテラシー!2021年迄にどう高めますか?

伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
三幸学園 理事長特別補佐(戦略担当)

 「やねだん故郷創世塾」は1,100人以上の卒塾生を輩出し、テレビや本で紹介されている塾で、小泉進次郎大臣等までも講師として参加してきています。今回初めてオンラインで10/3に開催し、約300人もの方に参加頂きました。そのアンケート結果は自由記述も多く、40ページにも及ぶほど、様々な熱を感じるものでした。今年度はコロナということもあり直接会うことが難しかった皆さんが、卒塾生も含めて、オンラインで集うことができました。「とりあえずオンラインで話し、直接対面で講師とのコミュニケーションも行う」といったハイブリッドな方向であろうと、地域活性化センター椎川理事長はプログラムの中で話されていました。

メッセージfrom KK2第626号で調査した結果では、ひとまず、オンライン講演会への参加は対面より容易になっています。ただ、いざ受講してみると、「集中度も満足度も低い様子」も明らかになっています。リピートも誘いたい程度も対面に比べるとオンラインの方が上がっているようなので、「リピート」をしつつ、「仲間も誘って参加する」ということもいいようです。オンライン講演の特徴です。


「オンライン講演会について、対面の講演会と比較したアンケート」結果

 オンライン会議ツールを含めたITを活用する能力(ITリテラシー)は、政府の「AI戦略2019」でも取り上げられています。メッセージfrom KK2第548号で紹介しました通り、日本はOECD各国が参加しているPIAAC(国際成人力調査)における「ITを活用した問題解決能力」の平均値ではOECD各国で1位。しかし、レベル2,3という高得点の人の比率では10位、という2013年10月の結果でした。このPIAAC調査が2021年に予定されています。どのようにITリテラシーを体得していくといいでしょうか。

 GoToトラベル/イートなど、リアルな行動も少々喚起されていく中、オンラインと組み合わせて、うまく経済活動を喚起していき、2021年のPIAACも平均値では1位、そしてレベル2,3という高得点の人の比率では10位以上になりたいものです。KK2では、10/3のようなオンラインプログラム、メッセージfrom KK2第646号のアンケート、そして教育のデジタル化研究会などを通して、オンラインとリアルを組合わせたプログラム・教育を探求していきます。皆さん、ひとまず、KK2のオンラインプログラムやオンラインアンケートに参加したり、オンライン講演での双方向性を促す仕組み、教育のデジタル化(DPP:デジタルプレゼンテーションプラットフォーム)をご覧になりつつ、ITリテラシーを高めていきませんか。

伊藤健二 伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
三幸学園 理事長特別補佐(戦略担当)

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