"GoTo"ワイナリー!飲んで応援「日本ワイン」
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華井弘子
エキスパート倶楽部 ゼネラルマネージャー
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8月末から始まったぶどうの収穫もそろそろ終わり、各地のワイナリーでは仕込み真最中で、11月に入れば、「日本ワイン」の新酒が勢ぞろいします。日本で新酒と言えば、ボジョレーヌーヴォー(フランス・ブルゴーニュ地方ボジョレー地区の新酒)があまりにも有名でしたが、品質の高くなった「日本ワイン」の新酒もこの時期ならではのフレッシュな味わいで注目です。今年は、梅雨明けが遅く7月の長雨で、ぶどうの成長や病気が懸念されましたが、8月の猛暑、9月の残暑で生育の遅れを取り戻し、健全なぶどうを無事収穫できたようです。天候や台風などの自然災害とも向き合いながらの生産者へのご苦労にも思いを巡らせながら、各地の新酒を味わいたいものです。KK2「食と文化講座」では、今注目の「日本ワイン」について取り上げ、ご紹介していますので、銘柄選びのご参考にご覧いただければ幸いです。

2017年3月9日(木)開催 今こそ知りたい「日本ワイン」~注目の「日本ワイン」を10種類味わう~より
又、毎年この時期のワイナリーでは、収穫祭やワインフェスティバルなどが賑やかに開催され、ぶどう畑の中で風や日差しを浴びながら、造り手側と一緒に、多くの参加者も収穫の恵みに感謝し、ワインを飲んで楽しい時間を過ごせます。今年は残念ながら、コロナ禍でワイナリーに集うことは困難ですが、オンラインやバーチャルツアーなどで、気軽にワイナリーツアーやセミナーなどに参加できます。今年7月にKK2で開催しました創業130年の老舗ワイナリー 「ルバイヤート」の取り組みの講師を務めていただいた大村社長も、11月8日(日)開催のおうちで楽しめるオンライン勝沼ワイナリーフェスティバルで造り手としてお話されます。KK2での収録内容と合わせてご覧いただければ、さらに興味深いかと思います。今年は、ワイナリーでの見学や試飲も中止の所が多かったようですが、引き続きオンラインや家飲みワインで日本のワイナリーを応援したいと思います。
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