「GoToトラベル」の効果とコロナ対策のガイドラインは？
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伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
三幸学園 理事長特別補佐（戦略担当）
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「GoToトラベル」事業（観光需要喚起策）の7/22～9/15までの利用実績（速報値）が発表されました。これによると、いずれも少なくとも利用人泊数が約1,689万人泊に上っています。各都道府県毎の宿泊数だけではなく、飲食店情報閲覧数なども分かる、V-RESASというサイトもあります。前年同週比で、8月以降に上がってきている様子が分かります。皆さまもGoToトラベルで行くことを考えている地域や興味のある地域など、V-RESASでご確認されるのはいかがですか。
飲食店情報の閲覧数、V-RESAS(内閣府Webサイト)
ただ、欧州、米国では、第2回目のロックダウンになってきています。日本でも新規感染者数、検査動向、重症者数がやや高い状況が、「10/29新型コロナウイルス感染症対策分科会資料」に示されています。10/31には日本全国で感染者数10万人、死亡者数1,773人になっており、大都市の感染状況、検査体制などと共に対策が、専門家により検討され、業種別のガイドラインも継続的に更新されています。欧米の状況を鑑みると、GoToトラベル等の観光需要喚起策を行いつつ、分科会等の専門家の情報もフォローし、各社の経済活動におけるガイドラインを着実に更新していくことが、withコロナにおける経済活動としては必要不可欠になっています。
コロナ禍での様々な「教育・学習活動のノウハウ」の収集としては、今月はちょうど様々なオンライン講演会が開催されています。皆さまも参加され、ご自身のガイドラインをバージョンアップできる何かを見つけませんか。何がニューノーマルになるかわからない時代だからこそ、皆さまの様々な実践の中に、その萌芽があるかと信じています。
・New Education Expo 2020 ONLINE (11/20,21)
・eラーニングアワード2020フォーラム(11/11～13)
KK2では、「オンライン×オフラインでの教育」等の原稿を「社会教育12月号」(11/20発行)に掲載頂く予定です。原稿を読んで頂きつつ、詳細はQRコードでKK2のWebサイトをご覧頂くようになっています。オンラインでは11/18開催「第十回 霞が関坐禅会 ～自分自身と向き合ってみよう～」、12/3開催「第55回エキスパート・スタジオ 弁理士 黒瀬泰之さん（そらおと国際特許事務所 代表弁理士）」は、現在申込受付中です。是非、KK2のオンラインプログラムも体験してみませんか？皆さまのお申込みをお待ちしております。オンライン活用のノウハウを資料やWeb上で一緒にアップデートしていきましょう。
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伊藤健二