メールマガジンヘッダー

メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第656号 2020年11月20日発行)by AVCC

無料で学べるKK2Webサイトの動画掲載本数 1,688

AI社会に入る今、物事の道理をわきまえ知る者
-「弁理士」という職業-

伊庭野基明
KK2グローバルキャリアカウンセラー

 アメリカ大統領選挙は、物事の道理をどのようにわきまえるかの最終局面ですが、激しい得票争いに米国民の熱気が見て取れました。アメリカ社会の更なる分断を危惧する声もありますが、この状況を、フェイクを含む多くの事実が拡散された結果と見ると、今後は人間が事実やデータをどのように使いこなすか、物事を自分の頭でどう考え判断できるかがより問われる時代になったのではないでしょうか。

 一方、IT進化とグローバル化の二つで支えられてきた世界も新型コロナで片輪のグローバルを失い、リアルな交流の機会を狭められた人間社会は、ITへの依存を迫られ、AI社会への移行も加速するとなると、このAI社会での道理を私たちはどうわきまえたらよいのでしょうか。KK2では「AI社会のリスクと日本人に求められる力」、「AI社会に求められるしごと力」など、この課題やコンピテンシーなどについて考え、学ぶ取り組みを始めています。


KK2しごと力向上ライブラリ「AI社会に求められるしごと力」より

 さて、ITなどの道具や道理を使いこなし、その中から新たなアイデアを紡ぎだした折、その権利を守るために特許、意匠、商標等を取りますが、その分野に「弁理士」という職業があります。来る12月3日(木)のKK2エキスパート・スタジオに、IT業界から転身独立した、そらおと国際特許事務所 代表弁理士の黒瀬泰之さん に登場いただき、このIT進化の時代での弁理士(特にIT系・電気系の特許)の仕事、役割等について伺います。「弁理士」は昔は「辨理士」と書き、「物事の道理をわきまえ知る者」という意味だったそうです。この大きな変化の時代に、皆さんと物事の道理をどうわきまえるかを学んで行ければと思います。

伊庭野さん 伊庭野基明
1974年慶應義塾大学卒。日本IBM、リクルート、慶應義塾大学、外資金融機関等を経て、現在KK2グローバルキャリアカウンセラー(米国 GCDFキャリアカウンセリング資格)。一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事

■発行元:一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)霞が関ナレッジスクエア事務局
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート 西館ショップ&レストラン 3F
電話:03-3288-1921 FAX:03-5157-9225
■Webサイト:
一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)
KK2 Webサイト
KK2 Facebook
KK2 YouTubeチャンネル
KK2 Twitter

霞が関ナレッジスクエア(KK2)は学校教育や企業研修では教えていない「しごと力」をいつでも、どこでも、誰でも学べる場を提供することを目的に、一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)の公益目的事業として運営しております。