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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第664号 2021年1月18日発行)by AVCC

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今までに経験のない変化の時代で生きる力
-今こそ、レジリエンス-

伊庭野基明
KK2グローバルキャリアカウンセラー

 ステルス性を持って人に寄生・媒介し社会の弱点を攻撃するCOVID-19との闘いの中で年が改まりましたが、皆様本年もよろしくお願いします。

 さて、古来、十二支の動物の中で最も動きが緩慢で歩みの遅い丑(牛)の年は、先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年と言われています。この感染症との闘いに関しても個々人ができることを「気を緩めず」(メッセージfrom KK2第643号参照)に努力して参りましょう。

 諸外国での感染は各地域で様々ですが、一方では世界中が短期間で、同時に脅威に晒されたとも言えます。過去にも多くの例があるパンデミックですが、テクノロジーとグローバリゼーションの発達で、拡散の範囲と速度が急上昇するインフラが成立してしまった今世紀、COVID-19との共存が実現したとしても、新たな脅威が今後出現する可能性は否定できません。つまり、既に人類は未踏の大きな変化の時代へ入っているのかも知れません。

 では、これから我々は何を学び、どのように行動すればよいのでしょうか。「サピエンス全史」「ホモ・デウス」の著者で歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリは「21 Lessons」の中で、ITとBT(バイオ技術)の革命的な変化に直面している人類に必要なのは知識の詰め込みではなく、「変化に対処し、新しいことを学び、馴染みのない状況下でも心の安定を保つ能力(=レジリエンス):筆者注」を学ぶ事だと説いています。「レジリエンス」については21世紀の日本人に必要なちから「レジリエンス」をご視聴下さい。

 KK2では、「共に考え、共に学び、共に担う社会へ」を掲げて、変化する社会の中での人の学びについて皆様と考えて来ています。変化が常態化し、加速する社会の中で生きてゆくには、我々個々人がどう変化してゆくかを考える事が求められます。明後日ではありますが、1月20日(水)19時から環境変化に適応できるレジリエンス・マッスルの鍛え方「チーム編」をオンラインで開催予定です。皆様のご参加をお待ちしております。

伊庭野さん 伊庭野基明
1974年慶應義塾大学卒。日本IBM、リクルート、慶應義塾大学、外資金融機関等を経て、現在KK2グローバルキャリアカウンセラー(米国 GCDFキャリアカウンセリング資格)。一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事

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