多様性の今こそ必要なコミュニケーション力「アサーション」をご存じでしょうか?
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華井弘子
エキスパート倶楽部 ゼネラルマネージャー
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厳しい一年でしたが、桜も開花し、まもなく新年度を迎えます。新たな環境で仕事に就かれる方や新人を迎え指導に当たる方など、それぞれの職場ではニューノーマルの働き方にも対応しつつ、新たな気持ちでスタートされることと思います。仕事をする上で、必ず求められるスキルとして「コミュニケーション力」が挙げられます。これから、益々多様な人たちが多様な働き方をする時代を迎えると、真のコミュニケーション力が大変重要です。
KK2の動画プログラムでご紹介しています「アサーション」とは、双方共により良い人間関係を創っていくために欠かせない、自分も相手も大切にする自他尊重のコミュニケーションです。特に、「I(私)メッセージで伝える」、つまり主語を私にして、私はどう思うかを伝えることを、ぜひ習得されることをお薦めします。
男性中心の昔の仕事環境に慣れた管理職は、無意識にハラスメント発言をしてしまうこともあり、学んでいただくと良いと思います。又、上司からの指示に対する受け答え方など、新人研修としてもご活用いただけます。
30年以上も前になりますが、心理学者のトマス・ゴードン博士の「親業」がアメリカでベストセラーになり、11ケ国で翻訳され、親だけではなく多くのカウンセリングや心理学の分野でも反響を呼びました。その本の中でも、私メッセージを使う手法が紹介され、私自身も子供との関わりだけでなく、後輩への指導にも大変役立ち、自分自身の気持ちも楽になった経験があります。
「アサーション」で築く素敵な人間関係の考え方を、職場はもちろん、ステイホーム中の親子、夫婦、ご近所など、様々なコミュニケーションの場面でも応用していただければ幸いです。この様に、KK2では社会で活躍するために必要な「しごと力」を学べる動画プログラム100講座330単元を公開しております。是非ご活用ください。
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