With/Postコロナの教育DXに向けて考える26万件のアンケート結果、100以上の講演?
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伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
三幸学園 理事長特別補佐(戦略担当)
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緊急事態宣言も解除、コロナも落ち着きはじめ、学校現場も元に戻ってきている面もありますが、約4千億円もの予算が投じられ、タブレット等の環境整備が進んでいる「文部科学省GIGAスクール構想」も、こども・大人約26万件アンケート結果が9月に公表、「ポストGIGAスクール政策」まで記載され、教育DXは何らか進んでいるかと思います。早稲田大学「オンライン授業に関する調査結果(2020年度秋学期)」では、2020年度の春学期、秋学期で調査を実施しており、以下のようにオンライン授業等の満足度も上がっています。皆さまの関連の学校等でのオンライン活用の満足度は如何ですか。
様々な「教育・学習活動のノウハウ」の収集としては、今月は様々な教育現場での実践が講演やアワードで紹介されているオンライン講演会が開催されています。6日間に及び、計100以上の様々な講演(基調講演、アワード受賞者による特別講演、企画講演)があります。皆さまにとっても、何らかな関連する講演があるかと思います。
・eラーニングアワード2021(日本e-Learning大賞、経済産業大臣賞、文部科学大臣賞、総務大臣賞、厚生労働大臣賞、等、19の受賞企業)
・eラーニングアワード2021フォーラム(11/11~13、16~18の6日間、オンラインで、100以上の講演)
無料のオンラインイベントですので、気軽に何かに少しでも参加され、皆さまの教育現場/仕事現場をバージョンアップできる何かを見つけませんか。何がニューノーマルになるかわからない時代だからこそ、皆さまの様々な実践の中に、その萌芽があるかと信じています。KK2としても、「デジタル活用力チェック(DKC)」については、組織、公民館、地域等、自分の所属/関連するコミュニティ単位のデジタル活用力平均スコア、その中で自分のスコアを見える化することが今後できるようになります。相対的な位置が確認できますと、誰が、どういったデジタルツールの活用が得意か、が見えてきますので、組織等におけるDX推進の担当者も考えられます。
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