第6波も意識しつつも、新たなチャレンジを考える1月へ
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伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
三幸学園 理事長特別補佐(戦略担当)
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今年もよろしくお願いします。COVID-19というパンデミックが12月は落ち着きつつありましたが、オミクロン株で感染者数が全国で約8千人と急増しているという先が見えにくい状況です。ただ、新年ということで、「夜の海に光る道標」を少しでも探したく、改めて整理してみました。
メッセージfromKK2 第715号に紹介された「五黄の寅」のことを示してくれる「九星気学」など、皆さまにとって「心うごかされる何か」を年末年始には何か見つけられましたでしょうか。
年始恒例の箱根駅伝では、青山学院が1分41秒を更新する大会新記録をだして2年ぶりに優勝をしました。原晋監督は「学生が自ら考えて、自律的に実践してきたことの成果」とのコメントでした。「自分の提案が通ると、それは1つの成功体験になります。自分の考えが反映されたとなれば、次はさらに詳しく状況を調べて、よりよい練習環境を整えようとする。」と自分でよりよい環境を自律的に追求していくことが習慣化されていくとのことです。
COVID-19の状況としては、オミクロン株が広がっているものの、ワクチン2回接種約74%、飲み薬、など、1年前とは大きな違いがあります。オミクロン株の特徴の情報をデルタ株との違いなどを知りつつ、皆さま自身のワクチン接種、マスクなどの対策をこれまでと同様にしっかり進めていくことは重要です。
皆さま自身の労働環境も、COVID-19を意識したニューノーマルな環境として、テレワークや出社が組み合わさったものになってきていますか。皆さま自身の顧客へのサービスも、オンライン等のデジタルを使ったサービスが増えてきていますか。労働環境や顧客へのサービスにおいても、皆さま自身が自分で考え、管理職や経営者とよく相談をしつつ、試行実践、チャレンジしていくと、ニューノーマルにおける新たな付加価値を作っていくことにつながるかと思います。

令和3(2021)年度 第2回霞が関ナレッジスクエア(KK2)運営委員会資料より
COVID-19以降、KK2での会場の利用形態は、上図の通り、Web会議等の利用が大きく増え、KK2の利用拡大にもつながりました。2022(令和四)年は、様々な活用が進むWeb会議等でのノウハウの提供等、COVID-19との共存として、各種オンラインイベントの開催支援、オンラインを活用する方法を実践していきます。デジタル公民館®KK2にご支援ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
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