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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第719号 2022年2月4日発行)by AVCC

無料で学べるKK2Webサイトの動画掲載本数 1,844

世代を超えて支え合う、デジタル社会へ!

久保田了司
一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事長
霞が関ナレッジスクエア(KK2)代表

 2008年1月、中央官庁初のPFI事業中央合同庁舎第7号館民間事業者選定から生まれたデジタル公民館®KK2は、2020年頃よりアソシエイト層が増え、2022年1月末現在、アソシエイト層(6,611名)・リーダー層(10,457名)・シニア層(4,590名)、合計21,658名の世代を超えた方々にご参加いただいています。


図1:KK2Web会員3世代構成

 大学生や若手ビジネスパーソン向けには、「知るべきお金・就活のこと」「社会人入門!動画で学ぼう」等のプログラムを提供してきました。また、令和2年人口動態統計月報で明らかになった、「自殺」がアソシエイト(若者)の死因の第一位、COVID-19パンデミックにより「生きづらさ」を抱える人が増えている現実を踏まえ、周りの人々と協力しながら課題を解決し、個人のレジリエンスを学ぶプログラムを提供してきました。

 人間とCOVID-19の遭遇は足掛け四年目に入り、再び感染の大きな波がやって来ています。ピークアウトは何時来るのか?ピークアウト後はどうなるのか?「予測」が全くつきません。「予測」すること自体が人間のおごり、人間の欲望、人間の身勝手な解釈なのかもしれません。


図2:Society5.0:デジタル社会 概念図

 人間はもっと謙虚に、COVID-19との「調和」を真剣に考え、「利他」や「conviviality(共生)」を尊重し、デジタルを活かした「行動変容」を進め、デジタル社会へのパラダイムシフト=第4次産業革命を進める時が来たように思います。あなたはデジタル社会の入り口に立つことができるのか?デジタル活用力チェック(DKC)で是非ご確認いただければ幸いです。

 シニア層が当てにする公的年金制度は、自分の払った保険料が貯蓄され将来そのお金を受け取るという制度ではなく、今働いているリーダー層・アソシエイト層が担う保険料を、年金給付に充てるという制度です。減少していく担い手が多数のシニア層を担うことが持続可能なのでしょうか?経済的に余裕のあるシニア層が余裕のないアソシエイト層を支えることはできないのでしょうか?世代を超えた支え合いを共に考え、改革できることから取り組む、これもデジタル社会へのパラダイムシフト=第4次産業革命ではないでしょうか!

 KK2は「世代を超えて支え合う」をキーワードにデジタル公民館®活動を続けてまいります。皆さまご支援よろしくお願いします。

■発行元:一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)霞が関ナレッジスクエア事務局
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート 西館ショップ&レストラン 3F
電話:03-3288-1921 FAX:03-5157-9225
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霞が関ナレッジスクエア(KK2)は学校教育や企業研修では教えていない「しごと力」をいつでも、どこでも、誰でも学べる場を提供することを目的に、一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)の公益目的事業として運営しております。