身近に楽しめるチーズとワインの魅力 ―「世界一のチーズ屋さん」から学びながら―
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華井弘子
エキスパート倶楽部 ゼネラルマネージャー
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長引くステイホームで外食の機会も少なくなり、家庭で食事を美味しくするために、テイクアウト、お取り寄せなど、毎日の食生活にいろいろな工夫をされている事と思います。スーパーマーケットでもそうした日常に対応するようなお惣菜メニューや食材が増えています。チーズも家庭用の消費が増えており、以前に比べると、売り場も広くなり、いろいろなタイプのチーズが登場しています。チーズは良質なたんぱく質やカルシウムも気軽に取れるので、子供から高齢者にもお薦めです。
KK2食と文化講座では、2011年から3年間に亘り「チーズとワインのマリアージュ」を開催してきました。(これからの季節には「桜の季節に楽しむチーズとワイン」がおすすめです)講師は、当時ナチュラルチーズの専門店フェルミエに勤務され、2013年「世界最優秀フロマジェコンクール」で優勝されたチーズソムリエ・村瀬美幸さんです。同年The Cheese Roomを開校され、現在は副校長としてご活躍です。
講座で、村瀬さんにセレクト頂いたチーズは12回で約50種類になりますが、ワイン同様、原料、産地、造り手のこだわりなどをご紹介しています。伝統国ヨーロッパ各地の代表的チーズや、海外からも注目される日本各地のプレミアムチーズも取り上げています。この機会に、生活に溶け込んで身近になったナチュラルチーズについて、気軽に学んでいただけたらと思います。又、村瀬美幸さんは、客室乗務員からセカンドキャリアとして、チーズの世界へと踏み出され、その仕事ぶりはエキスパート・スタジオにもご登場いただき、お話されています。コロナ渦で、セカンドキャリアについて、お悩みの方にもご参考になるかと思います。合わせてご覧いただけますと幸いです。
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