★ 今週号は「KK2アドバイザリーメンバー」からの特別メッセージです!
「コミュニケーション新時代」生涯をかけてコミュニケーション能力を磨こう!
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秋田 義一
一般社団法人 話力総合研究所 理事長
一般財団法人 AVCC シニアコンサルタント
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「コミュニケーション新時代」オンラインコミュニケーションのことをさすようです。ようやく、オンラインの難しさを世間が自覚し始めたのでしょう。リアルですら難しいのに、さらに難しいオンライン!この認識が必要です。ことばや表情・態度などの微妙な差異をつかみにくいので、考えを十分に伝えたり、相手の真意を把握するのに苦労します。効果をあげるには、相当の能力が必要です。
「一生使える話し方の教科書」を出版し、本年3月17日にKK2オンラインプログラム出版記念トーク&交流会を開催しました。80名超の皆さんがご参加くださり、たいへん盛況でした。アンケートでは、「周囲にこのプログラムを紹介したい」「仕事や生活に活用できそうだ」どちらも9割を超えていました。また、「話し方を何とかしたい」「コミュニケーションは難しい」「聴く力が不足していることに気づいた」など多くの方がコミュニケーションに関して問題意識をお持ちでした。
私は30年以上の研修・講演の経験から、コミュニケーション能力(話力)は、効果をあげるための原理原則を理解し、他人とのかかわりの中で実践してこそ磨かれると考えています。コロナ禍でやむを得ないことですが、人とのかかわりが希薄になっていることはたいへん心配です。初対面の人と接するときに、どういう表情で、どういう態度で、どういうことばをかければよいかわからない、とまどってしまうなどということにならないでしょうか。
自分の考えを正確に伝え、相手の真意を正しく把握する。この能力が足りなければ、自分のしごと力を十分に生かせません。どんなに「話し方」を磨いても、それだけでは足りません。話を通して自分自身が伝わります。「話は人なり」なのです。生涯をかけて、コツコツ自分を磨き、自分のコミュニケーション能力を高めなければなりません。そういう問題意識を持っている皆さんに「一生使える話し方の教科書」を役立てていただきたい。そして、皆さんに朗報です。関連講座として『しごと力を高める ビジネスコミュニケーション「7つの極意」』の動画が本日より5回シリーズで公開されます。
本シリーズでは一般社団法人 話力総合研究所の5人の講師が登壇します。「話は人なり」講師の話し方もそれぞれに個性があり、皆さんの参考になるものと信じています。ぜひ、ご覧になってください。
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