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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第740号 2022年7月1日発行)by AVCC

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「7月7日、晴れ」-生き方を見直す時!-

久保田了司
一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事長
霞が関ナレッジスクエア(KK2)代表

 関東甲信地方は過去最も早い梅雨明けを迎え、記録的な猛暑が続き、電力需給ひっ迫が懸念されています。7月になると思い出す「7月7日、晴れ」(DREAMS COME TRUE公式YouTube)という曲を皆さんご存じですか? 1996年同名の映画が公開され、ドリカムの歌が全編に流れる素敵な作品でした。私が印象に残ったシーンをご紹介します。

【あらまし】世界的に活躍するアイドルひなたと平凡なサラリーマン健太が、渓流で偶然知り合う。ひなたが7月7日生まれなのに天の川を一度も見たことがないと知り、健太はひなたの20歳の誕生日にキャンプに招待し、美しい天の川を共に観ることになりました。

【二人の会話】(ひなた:観月ありさ)私わかった、なぜ山に来たりキャンプしたりするのか。普段当たり前にしていることが、すごく素敵だってわかるから。陽が昇って一日が始まって、ご飯食べて陽が沈んで一日が過ぎていく。私忘れていた、そんな当たり前のことをわざと見ないようにして、三倍速で生きようとしていたみたい。

(健太:萩原聖人)もったいないことしたな!頭の上にこんな天の川があることを忘れて、でもまだ20回じゃない、7月7日はまたやってくる、天の川はずーっと無くなんないから、来年の誕生日もきっとこの天の川が見える、一緒に見るって約束しよう!

(ひなた:観月ありさ)うん!

【一年後】ふたりは電気を落とした都会の天の川の下で再会する、まるで「織り姫」と「彦星」のように。

 当時45歳だった私は、都会の「星も見えないような明るさ」が人間にとって必要なのか?疑問を持ち、自然の中で人間が調和する生き方に強く惹かれるようになりました。


3,193mの北岳から3,190mの間ノ岳を望む(2014.06.30筆者撮影)

 時正に参議院選挙の真っただ中ですが、ウクライナでの戦禍が収まる兆しはなくwithコロナにも慣れてしまった感があります。与野党共に国民に言いにくい「我慢」「節電」といった言葉は慎重に、近視眼的な耳障りのいい言葉を並べています。しかし現実は、エネルギー食料高騰、円安、記録的猛暑、電力ひっ迫等々難題が目白押しです。私たちはこの現実に向き合い、人間社会の驕りに対する「注告*」と受け止め、行動や考え方を悔い改め、生き方を見直す時がきた!と痛感しています。

 来る8月23日(火)15:00~、AVCC名称・定款変更記念 法話&クロストーク「どう生きるか~自ら考え、行動する時代~」を開催します。前半の法話は、ビジネスパーソンとしてグローバルに活躍された後に得度し住職となられ、88歳の今現在、花園大学4回生として二度目の学生生活を送られている柴田文啓住職をお招きし、先が見えない時代にどう向き合い、価値のある人生を送るにはどう行動するのか?ご助言をいただきます。後半は、伊庭野基明氏(理事)進行で平田英世氏(新任理事)、野田弘子氏(評議員)に加わっていただき、柴田文啓住職とのクロストークを通じて、AVCCの新しい目的にある「自ら考え行動するデジタル人材を育む」について意見交換する予定です。KK2スタジオ(リアル空間)60名、オンライン(バーチャル空間)500名のお席を用意します。多くの方々のご臨席をよろしくお願いします。

注告* 「相手のためを思って諌める」という意。

※柴田文啓住職KK2ご出演番組
第29回エキスパート・スタジオ 僧侶 柴田 文啓 さん
2017「仏教の教えを仕事と人生に活かす」
霞が関坐禅会

■発行元:一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)霞が関ナレッジスクエア事務局
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート 西館ショップ&レストラン 3F
電話:03-3288-1921 FAX:03-5157-9225
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