メッセージ from KK²

KK²weekly【メッセージfromKK²】（第742号 2022年7月15日発行）by AVCC

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「どう生きるか？」をどう考えるか？－KK²キャリア相談室をご活用ください－

 「おいおい、そんな事は考えたこともないよ」、「そうそう、一度はきちんと考えないとね」、「いやいや、自分は精一杯がんばって生きているぞ」、などなど、この問いへの答えは、色々ありそうです。そもそも、自分自身の状況によるもの、あるいは置かれた環境の変化によるものなどと、この問いが出てくるシチュエーションによるのかもしれません。これを「生きるとは？」などと哲学的に捉えれば、「よりよく生きるのみ」といった答えもあります。

 私事で恐縮ですが、私自身はどうかと聞かれれば、それらは自分のキャリアのそれぞれ節目にあったように思います。それは、働くという自分の人生を前提にしていたのかもしれませんが、どうも人間の生と仕事とは不可分な関係なのかと思ったりもします。

 20年ほど前に「これからどうするか？」を考えた折に、キャリアカウンセリングの資格を取りました。「相手の相談に乗れるようになれば、自分の事もわかるだろう」と言った安易な気持ちでしたが、その後の仕事には大いに役立ちました。実際、学生の皆さんの進路の相談、社会人のキャリア相談、起業、留学、そして経営相談まで、多くの経験をさせていただきました。今でも、KK²では「グローバルキャリアカウンセラー」の名前で出ています。

 そんな経験を通して、私は仕事をする上で、1.仕事は楽しくやろう　2.仕事は効率よくやろう　3.仕事に社会的意義を見出そう、の3点を心がけてきました。仕事には労苦の波があるものです。どうせやるなら楽しくやりたい、言われた仕事を漫然とやるだけでなく、自分の頭で考えて効率良く、そして新たな価値を作りたい。更に、どんな人でも時には悩む、だから「人と社会の役に立つ」という志を持つようにしよう、という意味です。

 何度かご案内してきていますが、KK²では、皆様のキャリアの相談に専門のカウンセラーが乗らせていただくKK²キャリア相談室を設置しています。カウンセラーにより、リモート、対面の選択ができるようになっていますので、ご活用ください。また、8月23日には「どう生きるか ～自ら考え、行動する時代～」というタイトルで柴田文啓住職の法話と、平田英世、野田弘子両氏にご参加いただきクロストークの予定です。こちらも是非とも視聴参加をご検討ください。「どう生きるか？」をどう考えるかのヒントが見つかるかもしれません。

伊庭野基明
1974年慶應義塾大学卒。日本IBM、リクルート、慶應義塾大学、外資金融機関等を経て、現在KK²グローバルキャリアカウンセラー（米国 GCDFキャリアカウンセリング資格）。一般財団法人高度映像情報センター（AVCC）理事