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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第744号 2022年7月29日発行)by AVCC

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★ 今週号は「KK2アドバイザリーメンバー」からの特別メッセージです!

介護で後悔しないための家族との対話

山村由美子
積水ハウス株式会社
 経営企画部 医療・介護事業戦略室 スペシャリスト
KK2アドバイザリーメンバー

 「透析導入は承知できません」母の最期の言葉でした。腎不全のため他界する1年ほど前から透析を勧められていましたが「自然に任せたい」との考えを家族に伝えてくれました。それを周知するため「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン(厚生労働省)」(PDF全2ページ)を参考に「透析を含む延命措置を希望しない」と直筆で記入し、家族の同意サインをして医師に提出しておきました。認知機能は保たれていたので「本当に透析しなくて良いですか?」最後の医師の確認に冒頭の答えをしたのでした。悲しかったですが、母の思い通りになったことで家族も納得できました。

 “人生を生ききること”を自分自身で考えること、そして家族皆でお互いの考え方を話合う機会を沢山持つことが必要だと実感しています。同僚や友人に親の介護中の人が増え続けていますが、いまだに介護制度を知らないという人が半数近くいることに驚きます。「制度があるからそのとき考えればよい」とのことですが、利用するには申請手続きが必要で時間や手間がかかることもあります。見送るときに後悔しないためには、あらかじめ情報を収集し理解しておくことが大切です。

 “急に親の介護をはじめることになった!”という想定で、KK2しごと力向上ライブラリ「介護離職しない・させない!~ビジネスパーソンが知っておきたい「親の介護」のこと~」(2021年制作/5単元)で講師を務めました。基本的な介護の知識についてご紹介しています。「親のことを知り、今から準備すること」(4分59秒)という単元だけでもご覧頂けますと幸いです。

山村さん 山村由美子
積水ハウス株式会社 経営企画部 医療・介護戦略室
保健医療学修士・社会福祉士・宅地建物取引士
父親が倒れ建築会社を離職、通所介護・老人ホーム・障がい者重度訪問介護などの介護職として従事。父を10年在宅介護し看取る。福祉と建築を融合した仕事がしたく積水ハウスに入社し現在に至る。主な業務は介護、福祉用建物の受注支援、各種セミナーの講演等。介護予防や介護離職防止の社内勉強会、新聞社等外部からの講演依頼に対応する中で、様々な方から介護の相談を頂き対応している。高齢者・障害者の外出支援団体「特定非営利活動法人 日本トラベルヘルパー協会」の理事に就任、主に広報を担当しボランティアで活動している。

■発行元:一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)霞が関ナレッジスクエア事務局
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート 西館ショップ&レストラン 3F
電話:03-3288-1921 FAX:03-5157-9225
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