在宅介護と看取りの深い学び -デジタルTERA小屋第9回を開催しました-
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伊庭野基明
一般財団法人AVCC 理事
KK2グローバルキャリアカウンセラー
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皆様、今年もこの「メッセージfromKK2」をお読みいただきありがとうございました。早速ですが、先週今年最後になる「デジタルTERA小屋」の第9回を開催し、藤原瑠美さんの率直でオープンなお話しで、在宅介護の現実と社会との協動、更に、藤原さんの現実的な考え方や思いについて学ぶ事ができました。藤原さんの人柄は、その繊細で暖かい語り口からも滲み出ていて、その介護体験談は藤原さんの御著書(CuBookGalleryに展示)にも著されています。
KK2では、こうした貴重な学びの場を提供できた事をありがたく思い、今後とも皆様と共に「自ら考え、自ら行動する」ことの重要性を共有したいと考えています。
今回、藤原さんには、在宅介護の現場での日々の苦労や喜びと感動、そして家族の絆の深さについて語っていただきましたが、その中で、介護する方々の精神的な強さやご苦労、そして人間としての深い愛情についても学ぶことができました。これらは、ただの知識の学び以上のものであり、私自身、人生の中での大切な契機となりました。
さて、今年、KK2はDKC/DSCの実装、IoT道場の開設や障がい者とのコミュニケーションの取り方を学ぶプログラムの開発、ログインなしでの動画視聴可能など、多岐にわたる新しい取り組みに着手しました。年が変わりましても、引き続き大きな変化に直面する世界へどのように適応していくか考え取り組んでまいります。
今年の御礼を申し上げますと共に、来年も皆様と共に考え、共に学び、共に担う社会へと歩んでいければと祈念しております。
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