1908年、フランク・パーソンズが米国ボストンに「職業指導局(The Vocational Bureau)」を設立したことが、現代のキャリアカウンセリングの始まりとされています。彼の著書『Choosing a Vocation』では、個人の能力、興味、性格に基づく職業選択の重要性が述べられています。その後、欧米でのキャリアカウンセリングは心理学や教育学の進展とともに広く一般に普及しました。
さて、冒頭のパーソンズの言う個人の能力、興味、性格に基づく職業選択に関連しては、1970年代からハーバード大学のマクレランド教授らによって、それら行動特性(コンピテンシー)を職場や仕事での実績や成果と結びつけて捉える研究が進められました。デジタル社会を生きる我々に今求められる力やしごと力を考えるに当たって、個人の能力、興味、性格といったコンピテンシーをどのように磨き、発揮するのかを、今こそ考える時でしょう。ご興味があれば、KK2ホームページにて「KK2コンピテンシーとは」というコーナーをご覧ください。又、「AI社会に求められるしごと力 ~行動力コンピテンシーの基礎と実践~」などのプログラムも、参考にしていただければ幸いです。
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