「スポーツの力でこころを育てる」-奇跡の逆転優勝を果たした女子プロゴルファーに聞く-
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伊庭野基明
一般財団法人AVCC理事
KK2グローバルキャリアカウンセラー
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この夏も記録的な暑さが続いています。酷暑の中で開催された高校野球をはじめ、各地のスポーツ大会では、選手も観客も体力と集中力を試される場面が多く見られます。スポーツは単に勝敗を競うだけでなく、極限の中で「こころ」が試される営みでもあると、改めて感じさせられました。
こうした社会や環境の変化の中で、私たち一人ひとりが「どう生きるのか」と改めて問われていると思います。今回は、既に募集をご案内させていただいていますが、来る10月10日に開催される「第12回 デジタルTERA小屋」の再度のご案内をかねて、ゲストスピーカー石原端子さんのこれまでの歩みと、今回予定されている「どう生きるか」をテーマとした講演「スポーツの力でこころを育てる」の一端をご紹介します。
石原さんは、かつてプロゴルファーとしてツアー2勝を挙げ、奇跡の逆転優勝も経験されましたが、腰のケガにより第一線を退く決断をされました。その後、彼女が選んだのは「人のこころ」に寄り添う教育者としての道でした。現役時代に直面したメンタルの重要性をきっかけにスポーツ心理学を学び、現在は沖縄大学で教鞭を執るとともに、若い世代の育成にも尽力されています。
今回は、石原さんが「競技人生のその先をどう生きるか」について語ってくださいます。スポーツ心理学との出会い、沖縄で感じた平和の重み、そして学生たちとの対話の日々。こうした実践から紡がれる語りには、「キャリアの再設計」や「人生の転機」を考えるすべての人へのメッセージが詰まっています。
KK2では、2017年3月第467号「個人と社会のレジリエンスを高めよう!」など長年にわたり、しなやかに回復する力としての「レジリエンス」も、主要テーマの一つとして取り組んできました。2023年4月第781号「人は変われる」でも、マクレランド教授の「動因獲得理論」を参照し、自分の「達成すべき」意志の確認があれば、新しい自分へと挑戦、変容できること等を紹介してきました。
それらを振り返れば、石原さんが歩んできた道のりそのものが、まさにレジリエンスの実践であり、私たちがこれからの社会を生きるヒントになるのではないでしょうか。皆様と共に考え、共に学び、共に担う社会を目指してのつながりとなれば幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。
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