KK²　weekly【メッセージfromKK²】（第161号　2011年3月18日発行） by AVCC

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「一人一役、今できること」

久保田了司（霞が関ナレッジスクエアKK²代表）

　3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震において被災されました多くのみなさまに心よりお見舞いを申し上げます。1週間が経過しようとしていますが、日々明らかになる被害の甚大さに言葉もありません。そして未だ頻発する地震、原発の危機的状況…このような事態の中「自分に何ができるか？」と自問されている方も多いのではないでしょうか。
　“民設民営の公民館”として活動するKK2は、地震発生直後から帰宅困難者を支援する「Aid Station」として開放し、災害情報の提供、安否確認支援(PC/無線LAN/固定電話の利用)、トイレ利用、パン・スープ・ハーブティの提供を行い、翌朝10時まで概ね延べ300名のみなさまにご利用いただきました。また、今後KK2で予定されている「キャリア応援プログラム」「霞が関文化イベント」等については粛々と開催し、有料プログラムについては一人ワンコイン(500円)を義援金に当て、被災地自治体に直接お届けすることに致しました。
　みなさま自身が自分の役割を見出しできることを積み重ねていく。ひとつひとつは小さいかもしれませんが、それが大きな渦となり希望の光となることは間違いありません。「一人一役、今できること」みんなで力をあわせましょう。KK2もがんばります。

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