KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第189号 2011年10月7日発行) by AVCC
霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2
故郷再生を育む”しごと力”の涵養
久保田了司(霞が関ナレッジスクエアKK2代表)
久保田了司  「市町村は、都道府県に」「都道府県は、霞が関に」…何でもかんでもお伺いを立てる構造を排し、権限を委譲し地方自治を図ることは大変良いことです。しかし、先般被災地仮設住宅でお聞きした話しに私は愕然としました。

 小学校中学校の校庭には、仮設住宅がギッシリ立ち並び、子供たちの運動や遊びのスペースが犠牲になっています。ある中学校では隣接する農家と交渉し農地を無償で借り受け、ボランティア団体が平らに整地しようとしたところ、市役所から待ったがかかり「整地すると宅地課税する」とのことで、この話しはポシャったそうです。「市役所は誰のためにあるんだ?」と大変お怒りで、国より、地方行政に対する鬱憤が充満していました。

 地方行政のミッションを自覚せず、自分の頭で考え行動することを忘れ、霞が関のルールブックを振りかざし"しごと"を処理してきた人には地方自治なんて、無理な話しです。まずは故郷再生を育む"しごと力"の涵養から取り組み、「共に考え 共に学び 共に担う」社会を目指すことが重要と確信致しました。

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