KK²　weekly【メッセージfromKK²】（第139号　2010年10月8日発行） by AVCC

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大学と社会が「共に考え、共に学び、共に担う」連携を促進する、大学改革に向けて

伊藤健二（KK²産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授）

大学改革をテーマとした、イノベーションプログラムをこれまで１１回コーディネートさせて頂いてきました。今年度は、特に「大学と社会（大学・企業・自治体・ＮＰＯ等）との連携：アウトリーチの実践」について焦点をあてて、検討しています。大学の関係者の皆様は社会との接点について、反対に企業・自治体・ＮＰＯ等の皆様は大学との接点について、それぞれどのように考えていますか。学校基本調査によると、過去１０年で５０万人、今年は過去最悪の９万人の若者が、卒業したが就職等についていない状況となっています。若者が社会で活躍していけるよう、大学が社会と連携していくことが切に求められます。大学と社会が、若者のこれからについて「共に考え、共に学び、共に担う」連携に向けて、イノベーションプログラムが少しでも貢献していければと考えています。今年度からは、文部科学省「大学教育改革プログラム合同フォーラム」と連携することで、これまで以上に、大学改革の直接的なナレッジが交流することができるようになっています。皆さまの参加により、大学と社会の連携が進むことを願っています。よろしくお願い申し上げます。

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