KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第144号 2010年11月12日発行) by AVCC
霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2
大学の社会的使命
伊藤健二(KK2産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)
伊藤健二 大学と企業の橋渡しにおける、「企業の社会的使命」は、前号で問題提起されました。それでは、「大学の社会的使命」は何でしょうか。「企業をはじめとした、社会のニーズを踏まえた教育」を行うことでしょうか。第12回のイノベーションプログラムにおいては、文部科学省の就業力育成支援事業、キャリア部会の方々に御講演頂き、社会ニーズを踏まえた、就業力と育成する環境について、多数の大学・企業の方々と議論をさせて頂きました。
1)企業をはじめとした社会のニーズを把握して、教育プログラム化すること。
2)企業の人材要件として採用・育成要件を明らかになるよう、共同研究すること。
3)どのような就業意識を育成できているか、内定を取れる学生と取れない学生の差は何か、など、キャリア教育の効果を検証すること。
イノベーションプログラムに参加頂いた皆様からのアンケート結果では、今後取上げる内容について、「学生・就職支援サービス」、「社会から求められる大学」などが多数の回答を頂いています。現状を把握しつつ、産学連携教育(コーオプ教育)としてのPDCAを回しつつ、社会に貢献できる自立的な社会人の育成をしていくことが、現在の大学の大きな社会的使命ではないでしょうか。イノベーションプログラムの場が皆様の情報交換となって、皆様の大学での実践が熟成されていくことに貢献していければ幸いです。

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