KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第148号 2010年12月10日発行) by AVCC
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『大学が社会への就業力を育成する』
伊藤健二(KK2産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)
11月16日に文部科学省・厚生労働省から、大学等卒業予定者の就職内定率について「平成16年の調査開始以来、57.6%という最悪の内定率」という調査結果が公表されました。
政府は、平成22年2月には、全ての大学において教育課程内外を通じて学生の社会的・職業的自立に関する指導等(キャリアガイダンス)に取り組む体制を整備することとし、大学設置基準等の改正を答申しました。(平成23年4月1日施行)。
こうした中で、文部科学省は「大学生の就業力育成支援事業」(平成22年度予算約30億円)として、就業力の育成に向けて全学的に教育改革を行う大学を支援することを目的とし、180大学を選定しました。選定校の成果は積極的に発信し、他大学の参考としてもらうことが予定されています。
今回、180大学の取組について、育てる力、方法・手法等を進研アドと連携し整理しました。20代の過ごし方については、147号の「メッセージfrom KK2」では
「世のため人のために役立つことなら、何をしようと自由である。どうせやるなら覚悟を決めて十年やる。すると二十からでも三十までには一仕事できるものである。」
と言われています。皆さんは、180大学では、大学生に対して、どのような力を、どのような方法で育てることを熟考されていると思われますか。
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