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今月8月15日、日本は66回目の終戦記念日を迎えます。
私が子どもの頃、何度も何度も「玉音放送をうな垂れて聴く国民の姿」を記録映画で観ました。これが"原体験"となり、この国の発展に一役買いたいと思い続けてきました。
焼け野原から奇跡と言われた経済復興を遂げることができたのは、 国民のこういった思いが結集したからですが、 米国の"傘"にあって、国家主権や国防といった"重いテーマ"を直視せず、 経済活動にのみ偏向してきたことも事実です。
また唯一の"被爆国"として原子力の脅威を身をもって体験した筈なのに、原発は「全く安全」と信じる見返りに、国は膨大な立地補助金を振舞ってきました。 まったくお粗末なのは、行政や電力会社までが「全く安全」という言葉に 胡坐をかいてしまったことです。
政権交代後の「お上」への期待はすでに地に堕ちましたが、とはいえ与野党が入れ替わったとしても何も良くならないと、多くの国民は諦めています。 しかし、国民自身が選択した「お上」を批判してもそれは天に唾するだけです。
3.11の瞼に残るシーンを"原体験"として、時間をかけてダメージを払拭し、ニッポンを再生するには、 「"お上"をあてにせず、自分でできることをやっていくしかない!」 のだと思います。
今年度のKK2のメインテーマである「ニッポン再生」。 「自分には何ができるのだろう、やるべきことは何か」を探るヒントを提示していきた いと思っています。 シリーズ第1回目として7月29日(金)に開催した
「第1回"災害ボランティアの人づくり とメンタルケア"」の収録映像を公開しましたので是非ご覧ください。
また9月16日(金)には
「第2回"再生に果たすシニアの役割"」では、幾つになっても社会の課題解決に挑み続ける方々の生き方に学びます。 是非皆様のご参加をお待ちして おります。