KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第222号 2012年6月1日発行) by AVCC
霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2
日本の底力は「本気のやる気!」
久保田了司(霞が関ナレッジスクエアKK2代表)
久保田了司  先日私は「地域振興に携わる熱血感に溢れる者」を対象に柳谷(やねだん)自治公民館で開催された「第11回故郷創世塾」に参加しました。全員揃いの黄色いはっぴを身に着け、公民館長としてこの集落を率いてきた豊重哲郎さんを中心とする講師陣の熱のこもった涙と感動のお話を明け方近くまでむさぼるように聴きました。豊重さんをゲストに迎え昨年12月に収録を行った「エキスパート・スタジオ」もカリキュラムに組み込まれ参加者の共感を呼びました。
 豊重さんは、集落民全員が「本気のやる気」を出せばできないことは何も無いと言い切られました。実際に、講義の合間に集落を歩き住民の方々と交流するとその「やる気」が、みなさんに満ち満ちていることが実感できました。
 全員参加の集落営農で作ったコガネセンガンで醸造したオリジナル商品「芋焼酎 やねだん」は、国内はもとより韓国でも大人気となっています。このようなやねだんプライベートブランドにより収益を上げ、今や集落は“みなし法人”として納税も行っています。また、おじいさん、おばあさんにはボーナスが支給され、一人住まいの老人に何かあったらボタンを押すと電柱の赤い回転灯が点灯、気が付いた人がすぐ駆けつける仕組みも自前で設置されており、自助共助が行き届き老若男女が生き生きと暮しています。この結果、驚くことに昨年度の調査によると、やねだんの医療費、介護給付費は市の平均より遥かに低くなっています。
 豊重さんをはじめ、やねだんの住民のみなさんの姿を見ていると、やはり日本の底力は「本気のやる気!」であると納得しました。自分を振り返り「それは本気で取り組んでいるのか?」を自問していきたいと思います。

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